
3回生に2回生に留学生に。
私はとにかく留学生が好きですし、ことにアジアからの留学生には親近感を感じますので。
三尾の海岸に流れ着く「サンドグラス」に見立てた飴です。京都の菓子店との提携で製作。三尾の名物にしたいとか。
試食できますよと。子供たちに「どれがいい?」

この君は韓国から。
一年目は入国できないし、ずっと韓国でネットでの授業だったそうです。
留学が決まっていたのに高校を卒業しても、ずっと地元にいて「帰属感」もない。大学については先生の顔しかわからない。 一時はやめてしまおうかとも思ったそうです。
ですから今は、とにかく外に出て何でも見て聞いて、経験したいのだそうです。それはそうでしょうねえ。頑張れって言いたいですよね。

いろいろ制作して試行錯誤してきて、今日たくさんのお客さんからの反応を肌で感じて。
いい学習になるでしょうね。

これはやはり新開発の「水あめ」だそうです。

一つ一つの経験が若者を作りますね。

まあ、お店屋さんごっこ的な面もあるでしょうが、そこに様々な知見や発見を重ねて、ただ楽しかったを越えるものが学べるのでしょう。
私はこういう実践が盛んになる事情も理解しているつもりだし、有効性も認める立場なんですが、しかし、一方で学問的、科学的な分析や論理的思考、さらに先人の学的蓄積から学ぶことを軽視しないでもらいたいなあとも思う人間です。
財界の要求や歴史に逆ねじを加えようとする草の根右翼主義によって教育界は本当に深刻な困難に直面していますから、現場の方々の苦労は並大抵ではないと思います。
そういう中での模索には応援の気持ちでいっぱいです。
- 2023/07/26(水) 00:00:04|
- 手作り市
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京都外大のグローバル観光学科の学生だそうです。
体験的学習ということでしょうか。様々な大学で地域と結びついた地域貢献型の学習が行われています。
この人たちは和歌山県の美浜の町のおこしに貢献しようとしています。

手作り市に行っても私の感度が下がってきてしまっていてなかなか新たな試みや意欲的な出店が見られないなあと・・・・。
そんな気分を抱いて歩いていましたら、「これは何だ?」

たまたま学部長さんが来ておられて自ら彼らの活動についてお話しくださいました。ちなみに学部長さんは女性でした。
大学としても学部としても力を入れての取り組みなんでしょうね。
どうやらあるゼミが主体となっての取り組みらしいです。

スマフォのアプリを使って・・・・どうやるの、こうすればいいんです、えっ、よくわからんなあ、ちょっと見せてください。こうして・・・
まるでいつもの私を見ているようです。勿論ここに写っている方は、すぐに、なるほどねと、得心されていましたが。
私などはもう追いついていこうなどという気持ちは疾うに捨てましたね。

撮らせてもらえることになって、どうしましょうかと聞かれたので、あなたたちがお客さんを迎えて一生懸命に説明しているところを脇から勝手に撮るというのがいいんですが、と言いますと快く受け入れてくれて「知らない顔して続けていればいいんですね。」ということで。

事情を知らない上級生はいぶかしそうな顔をしていましたが、学部長はじめ指導担当の方も承知のことですから、私としてはどこからでも撮ります。
アンケートに答えてくれた人に「缶バッチ上げます。とのこと。
デザインは大学の先生だとのこと。
先生との距離が近いんですね。
- 2023/07/25(火) 00:00:05|
- 手作り市
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新緑の植物園はすがすがしくてとても快適です。
そしてこの期間はバラが一杯です。 「GW]頃から5月下旬まで楽しめるように開花期を調整しているようです。
そんな行楽日和に植物園の芝生の広場で手作り市的なイベントがあります。と言ってそれと何が違うかわかりませんが。

ぐるっと一周回ったのですが「あまり変わり映えもないなあ。」と見るとミニ盆栽のお店が。
そして今ご夫婦のお客さんがいるのですが、出展者の方が熱心に説明をされています。
その表情のにこにことして楽し嬉しそうな感じが何とも言えません。なんていい笑顔でしょうか。

「手作り市」には「ものづくりの人たち」が集まるというイメージでしばらく通ったものですが。
その場で作る様子を見ることができないものの、ご自身が転生込めて作ったものについてお客さんから質問されたり、説明されるときの独特の表情は、まさに撮るべき対象です。

「枝をね、切るんだけど、今ちょっとやてみるから・・。節と節の中間を切るんだよ。節に近いところで切るとそこから枯れちゃうからね・・・。」と片手に鉢をそしてもう片方の手には小型のはさみを取り出して・・・・。
そこで、え今切るんだ、と私は大慌て。今こそそのチャンスなんですから。
近くにいた奥さんに「ご主人とても良い表情をされていて、それを撮らせてもらいたいんですけど。それも切るところを・・。」と声をかけると「お父さん、写真を撮りたいんだって、ちょっと待って・・。」と。

「ご主人のその表情をどうしても撮りたくて・・・・。」

旧職についている時も盆栽は好きで趣味としてやっていたのだそうです。・・・・知らないうちに高いものをこっそりと買ってきたりしていたんだそうですが・・・退職してこれに打ち込むようになって生き生きとやっているんで「しかたないんじゃない?!」と奥さんもうれしそうです。
ずいぶん勉強をされているそうです。

毎日の手入れが細やかで水やりも大変ですが、その結果が年の単位でしか現れてこない我慢と忍耐の趣味ですね。
でもその間、自分の思いがふつふつと思いうかんで未来に向けて笑みを浮かべているのかもしれませんね。
写真とは真逆かな。
「良き哉」と、そう思いますね。
- 2023/05/13(土) 00:00:06|
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手作り市に参加する人にはいろいろな人がいますが・・・。
この人たちは猫の保護に尽力している方を支えている人。
芸術系大学に通ったり、卒業したりした人たちが「支援金」を集めるために作品を販売しています。

学部生かなと思ったら院生だそうです。まあ。4回生と院の一回では一年と離れてはいませんけどね。
こういう若い人たちが、「手作り市デビュー」と聞くと何となく肩入れしたくなります。
ここには、今へ東京の大学の院にいっている人が制作したものも並べられているんだそうです。
繋がりが広いんですね。
「デビューと聞くと撮りたくなっちゃうんだよね。」と言いますと、「ぜひお願いします。」と言ってくれました。
こういう表情はそう何年も先までできるものではありませんね。

手作り市を覗くときは「何か奇抜なものはないかなあ。思わぬ工夫のあるものはないかなあ。売り買いを超えた思い入れのあるものはないかなあ。」と思って歩きます。

猫の保護のサポートですから、商品は猫関連です。
今や猫は犬をかなり凌駕していますね。 我が家は軟弱な犬派です。
庭が猫の通り道になるのを何とか阻止しようとしていますが、「奴らは」は平然とのっしのしいと通っていきます。
せめてフンさえしなければいいのですが。
それにしても猫関連の商品はどこでも人気ですね。
出せば必ず売れる。
冬の京都は『時雨れ』ます。 「時雨」秋の終わりから初冬の現象だといいますが、冬の間中「、さっきまで晴れていたのに降ってきた」を覚悟しないといけません。
この時も降ってきました。ああ、我が家の洗濯物は・・・・。
早速、商品を並べたテーブルをテントの奥に引っ込めます。そこに強い風が吹いてくると軽い商品は飛ばされるし、テントは浮き上がります。さてどちらを優先して対応すべきか。デビューのこの人たちの試練です。

しかし、何があっても楽しいのがこの時期ですね。

また終了制作展で会えるかな。
- 2023/01/15(日) 00:00:02|
- 手作り市
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まるで着ぶくれだるま状態でした。
だって寒いですからね。
この日は時々狐が嫁入りに出かけて、パラついてきます。 なのに屋根がない!
「今日がデビューで何をどう準備したらいいのかよくわからなくて・・・。」

私が10年と少しばかり前に手作り市を回るようになった頃は、私が何も知らなかったので物珍しさばかりでした。
そしてそこに出店している方々を見るのは初めてでしたから、ずっとお仕事として出店しているような人を想像できませんでした。
毎回、新たな人との出会いがありましたからウキウキワクワクでした。
でもさすがに10年以上来ていますと。

それで、今日がデビューという人を見るとなんだかうれしくなって。
頑張ってくださいね!

ここは京都盆地の中でも北寄りの場所で、しかも背の高い樹木が枝を広げていますから、日が当たったり当たらなかったり。
もっと奥で出店している人、「ならの小川」の岸辺に店を出している人はちょっと辛い。冷房完備状態です。

市内からの出店ですが交通の便から言ったらここに来るのは条件がいいとは言えない。
搬入も大変だったでしょう。
次は「梅小路ではどうですか?」

思い返せば、モノづくりの拘りのある人の表情を撮る…それが出発点の一つでしたね。
そしてここでいろいろな勇気、気概を見て励まされました。

だからちょっと、僭越なんではありますが、恩返しの気持ちもあって撮ります。
- 2022/12/29(木) 00:00:02|
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