手作り市に参加する人にはいろいろな人がいますが・・・。
この人たちは猫の保護に尽力している方を支えている人。
芸術系大学に通ったり、卒業したりした人たちが「支援金」を集めるために作品を販売しています。

学部生かなと思ったら院生だそうです。まあ。4回生と院の一回では一年と離れてはいませんけどね。
こういう若い人たちが、「手作り市デビュー」と聞くと何となく肩入れしたくなります。
ここには、今へ東京の大学の院にいっている人が制作したものも並べられているんだそうです。
繋がりが広いんですね。
「デビューと聞くと撮りたくなっちゃうんだよね。」と言いますと、「ぜひお願いします。」と言ってくれました。
こういう表情はそう何年も先までできるものではありませんね。

手作り市を覗くときは「何か奇抜なものはないかなあ。思わぬ工夫のあるものはないかなあ。売り買いを超えた思い入れのあるものはないかなあ。」と思って歩きます。

猫の保護のサポートですから、商品は猫関連です。
今や猫は犬をかなり凌駕していますね。 我が家は軟弱な犬派です。
庭が猫の通り道になるのを何とか阻止しようとしていますが、「奴らは」は平然とのっしのしいと通っていきます。
せめてフンさえしなければいいのですが。
それにしても猫関連の商品はどこでも人気ですね。
出せば必ず売れる。
冬の京都は『時雨れ』ます。 「時雨」秋の終わりから初冬の現象だといいますが、冬の間中「、さっきまで晴れていたのに降ってきた」を覚悟しないといけません。
この時も降ってきました。ああ、我が家の洗濯物は・・・・。
早速、商品を並べたテーブルをテントの奥に引っ込めます。そこに強い風が吹いてくると軽い商品は飛ばされるし、テントは浮き上がります。さてどちらを優先して対応すべきか。デビューのこの人たちの試練です。

しかし、何があっても楽しいのがこの時期ですね。

また終了制作展で会えるかな。
- 2023/01/15(日) 00:00:02|
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まるで着ぶくれだるま状態でした。
だって寒いですからね。
この日は時々狐が嫁入りに出かけて、パラついてきます。 なのに屋根がない!
「今日がデビューで何をどう準備したらいいのかよくわからなくて・・・。」

私が10年と少しばかり前に手作り市を回るようになった頃は、私が何も知らなかったので物珍しさばかりでした。
そしてそこに出店している方々を見るのは初めてでしたから、ずっとお仕事として出店しているような人を想像できませんでした。
毎回、新たな人との出会いがありましたからウキウキワクワクでした。
でもさすがに10年以上来ていますと。

それで、今日がデビューという人を見るとなんだかうれしくなって。
頑張ってくださいね!

ここは京都盆地の中でも北寄りの場所で、しかも背の高い樹木が枝を広げていますから、日が当たったり当たらなかったり。
もっと奥で出店している人、「ならの小川」の岸辺に店を出している人はちょっと辛い。冷房完備状態です。

市内からの出店ですが交通の便から言ったらここに来るのは条件がいいとは言えない。
搬入も大変だったでしょう。
次は「梅小路ではどうですか?」

思い返せば、モノづくりの拘りのある人の表情を撮る…それが出発点の一つでしたね。
そしてここでいろいろな勇気、気概を見て励まされました。

だからちょっと、僭越なんではありますが、恩返しの気持ちもあって撮ります。
- 2022/12/29(木) 00:00:02|
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終い天神です。
12月25日です。 押し詰まってきましたね。 この日は高校駅伝の日でもあった空にはヘリコプター、地上波交通制限。いつものこととはいえ、行動がしにくいです。
終い天神の露店の一つです。
ご自身が鍛えた刃物を研いでいました。

砥石と刃物の間で心地よい柔らかな、ほんのわずかな音がしています。
砥石はダイヤモンドが使われている中砥石だそうです。 中国製が手に入りにくくなっているそうです。
COVID-19の感染と感染予防対策で中国経済はかなり困難な状況になっているようですね。(中にはそれを見て拍手を送っている人もいるようですが、たちまち日本との輸出入に大きな悪い影響が出ているというのに…というかすでに相当影響が出ているというのに、マスコミがしっかり事実を知らせないせいもあって・・・・自分の首が閉まっているのを見ようとしない人が多いですね。)
砥石の輸入にも影響が少なくないようです。

わたしもたま~に包丁を研ぎますが、皆さんはいかがですか。
「研ぐに足りる包丁かどうかが問題ですね。機械的に刃をつけたものは後で研ぐのが難しい。」のだそうです。

刃物ってなぜか魅力的ですよね。
奥に並べられている、台所用や革を着るのに使うものや『川魚用』などが、美しい刃と本体を見せています。
外国人女性が盛んに質問しています。

最近見つけた料理を教えるユーチューブ動画で、料理人が持つ包丁は実に手入れがよくてよく切れます。
ネギやキャベツを切る音がとても心地いいです。
その影響もあって、砥石を出して研いでみました。 熟練が必要だなあと・・・。

それでも帰宅して台所に立ったかみさんが「あれっ。」とすぐに気づいていました。
切っ先の切れ味がいまひとつなので、また研ごうと思います。
肉の筋切りなどがしにくいですからね。

砥石の全面を使って大きく刃物を動かしています。
一見、ゆったりとした動きですがよく動いています。そして傾けた刃の角度が実に安定しているように見えました。
さすがですね。
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- 2022/12/27(火) 00:00:03|
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幼い時からお爺さまの影響で「いいものを見てきた」のだそうで、それが役に立っていると言います。
確かに良い趣味です。

私はここに足を止めたきっかけはこの扇風機でした。
三菱製です。
良いデザインで、良い色です。 「昭和」の頃はこういうものを「作る」文化が息づいていたのですね。
既に今は昔ですが。

「風切り音だけじゃなくて、モーター音も首振りの機構の音もとても静かで、最新のサーキュレーターも及ばないよ。」
とのこと。
「それに今と違って壊れないように作られているからね。」
モノづくりの哲学が今と違うのですね。 生産者に誇りがあった時代かな。
「いい仕事してますねぇ。」
欲しくて、寸でのところで財布を取り出すところでした。 でも、我慢我慢、そうしてしまうと「人を撮りに歩く」活動が兵糧攻めにあってしまう。

「動く」ものにいては、家を出るときに必ず「動きを確認」してくるそうです。
少なくともその時までは動いていたという自信が、お客さんに対する表情を良いものにするんでしょうね。
これもまた仕事をする人の矜持でしょう。

何と山形にまで足を運んだことがあるそうです。

人それぞれに人生あり、つくづくそれを感じますね。

- 2022/06/08(水) 00:00:04|
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岡崎公園では手作り市や骨董市が開かれたりします。その他にもイベントがたくさん行われます。
この日は手作り市+骨董市という感じでした。
まずこのトラックに目を見張りました。 荷台に小屋が建っているのです。それも欧風なオシャレな小屋です。
これに荷物を積み入れて走るのでしょう?! 重いでしょうねぇ。

小屋の作りと並べられた、ちょっとアンティークなコーヒー・ミルがよくマッチしています。

この小屋は、住宅の庭に建てられるように作られたものの縮小版だそうです。つまりそもままではトラックの荷台に乗らないですしね。
製作者は京都、亀岡の方だそうです。 こういうものをデザインして専門に作っているのだとか。

屋根の一部は樹脂製に変えてその表面を漆喰で固めているそうで、それでやや軽くはなったと言います。
相当広範囲に移動されているようです。
通常は費用の点もあって「地道」を来るのだそうですが、今日は「寝坊しちゃってね。」 高速道路で来たそうです。
風圧は大丈夫かな。そうした振動もあるんでしょう。
あちこちひびが入るから手まめに補修してるよとのこと。

COVID-19はこの人の生業にも影を落としていて、路面店の家賃負担が大変でね、ということで、作業場を残して引っ越したそうです。
それでますます広範囲に営業しなくてはなりません。

背後の樹木の枝葉にマッチしてとても良い雰囲気です。
この帽子もオシャレですよね。
- 2022/06/07(火) 00:00:04|
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