自宅で絵柄は彫ってくるのだそうです。
そしてここでは文字を入れることが多いのだそうで・・・・。
下書きの反転文字は迷いなくペンで書きます。

この姿勢で長時間政策sルんですが、もし私だったらもはや夕方には背を伸ばすことも立ち上がることもできないでしょうね。すっかり体が固まってしまって。
第一こうして横に中腰になってカメラを構える姿勢をとることでさえ苦労です。腰を降ろしたら立つのにまた一苦労。
年はとりたくないものです。 いやただの運動不足、ストレッチ不足ですよね。
突っ立ったままでしか写真が撮れなくなったら半分以上お終いですよね。
中腰になってもすっくと立てなくてはね。 「よっこいしょ」や「どっこいしょ」に頼っているんでは困ります。

それにしても様々なキャラクターや人物の顔が描かれているのですが、その線のきれいなこと。
キャラクターの丸顔の線など迷いなしにくっきりと彫られています。陰画ではありませんから線は彫り残されるわけで。
期用に消しゴムの方をクルりクルリと動かして彫っていきます。
冬場より夏場の方が彫りやすいようです。寒いとゴムが硬いのでしょうか。
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- 2022/02/06(日) 00:00:04|
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大雪から二日。寒い日です。
上賀茂神社の手作り市。1月と2月は、やはり寒いです。
まだ建物の屋根の上や木々の下に雪が残っています。

この人は毎回この場所で消しゴムハンコを販売しています。
そしていつもここでハンコを彫っています。
今日は雪が残っていますがその雪の上にシートを敷いて、半ば腹ばいのような姿勢で彫っています。 冷たいでしょうに。

ヘッドランプを付けているのは曇って暗い日などに、ご自身が覆いかぶさってなお暗くなるので照らしているのです。
それにしても額を擦り付けんばかりにして目を凝らして彫るのです。

こうして彫っていてもお客さんの動きは耳で、体感でしっかりキャッチしています。
顔も上げないで、「他のお客さんが(ハンコを)押していった紙で気に入ったものがあったら持って行っていいよ。」と小学生たちに声をかけています。

顔を伏せたまま、私に向かって「お兄さんはいつもどんな写真を撮ってるの?」と訊いてくれました。
「人物ばかりを撮ってるんだけどね。」
「へ~。どれくらいのキャリア?」
「10年ほどかなあ。 そちらのハンコ作りはどれくらい?」
「十三、四年かなあ。もうちょっとかな。」

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- 2022/02/03(木) 00:00:03|
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私はリタイア直後に手作り市なるモノの実像を知り、精神的なリハビリをしました。
様々な出展者のお話を伺い、またモノづくりの情熱を知り、ずいぶん鞭撻されました。

今では少々「慣れ」もあってか、心が揺さぶられる経験は少ないですが、やはり時々足を踏み入れたくなります。
もう10年を超えて手作り市を見てきまし。出展者にも変化があります。が、この方は長く続けてこられてきた方で、かなり遠くにまで足を延ばして出展されているようです。
話しかけようというのも何かの奇縁がないと実現しません。
それがなぜかこの日だったのですね。
同じように出展されていた旧知の方がご夫婦でおいでになりました。
私は10年前にはのdf素8-70のズームで何もかも撮っていたのです。それが85ミリになってすっかりそれに慣れてしまい、いま24-70のズームだと歯がゆく感じることがあります。
ちょっと届かない!
85ミリの「新品同様」の安い出物があって(私の財布にしてみれば高い!!!!のではありますが)、「ポチッ」とやってしまいそうで怖い毎日です。

こうして撮らせていただくチャンスに、機材で歯がゆい思いをするのは精神健康上よくありません。(なんて無理矢理の理屈をつけて・・・)
- 2022/01/20(木) 00:00:05|
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手作り市で写真を撮らせていただくのは久しぶりのように思います。
ここ、知恩寺の手作り市(百万遍の手作り市)には久しぶりに来ました。

COVID-19の影響、前日の大雪で峠を越えられず北陸方面などからの出展できないせいで、お店はやや少なめでした。
お客さんもまた、寒さのせいも重なってか少ないようでした。
ですが、私の久し振りと、ある靴職人さんの久し振りがたまたま出くわしてとてもうれしい再会もありました。
この写真の方は、その靴職人さんとは別の方です。 まあ、時計屋さん。変わり時計の制作者ですね。

サラリーマン時代から土日に制作販売をされていたそうなんですが・・・・。
今はこちらが本業。かなりの熱の入れようです。

古い九谷焼などの焼き物、古い掛け時計、などなど、よそ眼にはガラクタを組み合わせてユーモアセンスあふれる、、またオシャレセンスが生きた時計を作っておられます。

このまま打ち捨てられるには忍びないものたちをつかって、「こうすれば毎日見てもらえるでしょ?!」と愛情いっぱいに再生しているのです。
元々壊れた古時計の修理もしていたのだそうですが「もう部品が手に入らないし、手に入らない部品は手作りで削り出したりしないといけないのだけれど、そのあたりの苦労を理解してもらえなくって・・・。」止めたんだそうです。

とにかく楽しくて面白くて、どんどん材料がたまってしまい、工房の広さ、作業場の広さを求めて引っ越されるんだそうです。
見つけた古民家を改装中。
引っ越すのに、これまで集めてきた素晴らしいガラクタ=宝の山が、自分でため込んでいたものだけれど思いのほか多くて、大変だそうです。
- 2022/01/19(水) 00:00:03|
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今年に入って・・・妻の仕事の関係上もあるし、孫が受験生だし、緊急事態宣言も出るし、京都府・市政が頼りないし・・・・・外に出るのが億劫になりました。
昨年までは「寒い!!」日には敢えて自転車をこいで、こんな寒い日にも外に出たという実績作りで自分を励ましていたものでしたが。
ところで、定年後の私に力をくれた要因にはいくつかのことがありますが、その一つが手作り市の出店者の皆さんの姿でした。

私は勤め人でしたからこうして自身で道を切り拓くと言うような生き方はしていませんでした。
様々な人がそれぞれの思いで自身の制作物をもって出展されていました。
そしてこうした露店から路面店への展開を考えている方から、こうした出店形態でこそお客さんと交わって、その気持ちに接して制作の意欲や構想が高められるという方、などなど。

若い方が軽々と国境を越えて材料の買い付けに言っていたり、製作品をもって世界を回っていたりする姿も見ました。
その意欲や大胆さんには驚きました。

最近は、・・・・私が見慣れてしまったせいかどうか・・・・そうした驚きを感じさせてくれる出店者は少ないように感じてします。
若い方が少ないようですしね。
何か波のようなものがあったのかもしれません。

それでもモノづくりをしている方たちのご自身の考え方を聞かせてもらうとう~んとうならされることがあります。
私のカードと一緒に、はいパチリ。
このカードはかなり早い時期から使っていて、多分2000名を相当超える数、もらっていただいてきました。

これまでいろいろなところで知り合った方々の中には民間企業、なかんずく広告代理店のような企業で働いてきた人も幾人かおられてそう言う業種では名刺配りは極めて大事だったらしく、私に、人を見れば渡せ、交換しろと促されることもたびたびで。
ただ私の場合は・・・・原則としては…撮らせてくれた方に、何かそのg穂事情が変わって写真お後悔は具合が悪いなど、あるいは私のコメントに対してご不満や不愉快などがっあった場合に連絡をいただくためにお渡ししているモノなんです。
そして、私はこうした写真を撮っているモノなんですという自己紹介も兼ねています。

ただ、問題は多分に課題広告というか、羊頭を掲げているというか、実態とはちょっと違うのです。
この、私としては上手くいきすぎの写真を見ていただいて・・・・実際私が撮ったモノで、その点に嘘偽りはないわけですが・・・幾分の誤解をいただくことで、話がスムースに進むなんてこともあったり、無かったり。

この方の様に芸術系の勉強をされてきた人には、案外好評なんです。
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- 2021/01/14(木) 00:00:08|
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