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素敵な人たちと

素敵な人たちと一緒に素敵な写真を撮ります。 なお写真のコピーはご遠慮ください。

素敵な人たちと   by 蒼樹    河原の芸術空間 ・ケルン  Ⅱ

 接着剤などは一切使っていないのです。
 
 この方の名刺をいただきました。それにもこうした積み石のオブジェの写真が5つほど印刷されています。ですからもうベテランなんでしょうね。
 「作品の展示依頼」があれば相談してくれとありました。
 そして「Rockbalancing Artist」とも。   なるほど、ただモノではないはずでした。

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 私はこれらの積み石に感心したのは勿論ですが、人をわくわくさせるこうした見事なオブジェがいまここで、少なくない人にワクワクが伝播して、今まで積むためには平らなモノでないとダメという思い込みが打ち壊される「快」を共有して、石積みを楽しむ人たちの輪ができていることに一層の感銘を受けました。

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 これは芸術空間の一つだし、ある意味で、あちこちの既成の学校には見られないすぐれた学校だなあと思いました。

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 これがこの子の作品です。
 ここからさらに正面と背後だけのある二次元的なものではなくて、四方八方から見られる3次元のものへと発展させ行きました。

 「君は先生よりすごいものを創ったかもしれないね。だってほら君のはどちらから見てもかっこいいよ。」
 「うん、上から見たら四角く見えるように作ったんだ。横から見たら船の形でしょ?!」
 「この傾いた石、かっこいいね。」
 「こっちは、ほらこいう風に傾いてるよ。」

 傾いたものを立てられる。傾いたものの上に傾いたものを積んで立てられる。彼の頭の中で、それはもう少しも不思議なことではないのです。だから河原の石はみんなどうにかすれば立てられるものなんです。

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  1. 2018/12/12(水) 00:00:48|
  2. パフォーマンス
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素敵な人たちと   by 蒼樹    河原の芸術空間 ・ケルン  Ⅰ

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 今年の夏でしたか、若い外国人男女が鴨川の流れに入って、すっかり腰を流れの中に下ろして積み石に興じていました。
 
 それにしてもこの積み石は難しいバランスを保っています。

 どうやらこの人が「主犯」のようなのですが、周囲には子供も交えてたくさんのギャラリーと、やはり積み石に挑んでいる人たちがいます。

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 どの人と誰が親しい関係にあるのか、親子なのか、はたまた夫婦なのか、その組み合わせがまるでわからないくらいに混在してここで起きていることを楽しんでいます。

 ここに生じている『場』は、まさに芸術空間と呼ぶよりないものです。

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 殊に子供たちの熱中度は大変なものです。お母さんが「そろそろ帰らない?!」と幾度声をかけてもまるで意に返さずにとっかえひっかえ石を選んでは積み上げています。
 その情熱を引き出しているのが、この人です。何か指導めいたものや助言のようなことは一切しないで、ただ黙々と自らの課題に挑戦しています。
 そしてそこに作られていく造形が子供たちの何かに火をつけているのです。

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 平らな石を探して積むのではないのです。できるだけ歪んだ、傾いた、いびつなものを探してはそれをバランスさせて積むということが、もう自然に楽しさとして周囲に伝播しているのです。
 二つ目と三つ目と四つ目まではバランスが取れていないのに最後の一つでこれまでの全部のアンバランスの帳尻を合わせる解を探すのです。
 そしてその最後の石自体が、これが立つの?という様ないびつさを持っているのです。

 何度も何度も位置を変え、角度を変え、違う面を当てて解を求めます。

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 結果より過程が好きだとおっしゃいます。この過程は「禅」に通じるように思いますとのこと。
 ご自身は「整体師」をされていて、この積み石をする過程で呼吸を整えて集中すると心身全体が整うと言います。
 出勤前にこの積み石をすることがよくあるのだそうです。「そうすると調子がいいんです。」

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 子供たちは、驚いて不思議そうに眺めて、次からは「出来る」という確信をもって挑戦し始めます。
 だってできるということを目の前に見ているからです。
 そしてあんな面白い形をしたものが立つんだ。僕も立てたい!! そういう気持ちになるようです。

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 ここに教育にとって、子供の発達にとって極めて大切なカギがあるように思います。
 分かりやすいことを分かりやすく教えているだけではダメなんですね。 ワクワクするような素晴らし実物を見ることが大切で、子供は山を自らよじ登っていくのです。それが楽しくてやってみたいからです。
 安易に、こうしたらできるよ、なんていっちゃダメなんです。 目標を小分けして、どんどんできるから楽しいというのは、あくまで事の一面です。
 殊に芸術教育においては。そして決して芸術に限らずです。
 終わりから3枚目4枚目に写っている男の子の目。子供はこういう眼差しをもっているのです。

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  1. 2018/12/11(火) 00:00:02|
  2. パフォーマンス
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素敵な人たちと   by 蒼樹   ソーラン

鴨川では普段からいくつものグループが「ソーラン」の練習をしています。
夏の乾いた時期など大変な砂ぼこりで、そのわきを通るときには息を止めて目を細めています。
若者はなぜこのダンスが好きなんでしょうか。


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 私が見ていて一つだけいいなあと思うのは、彼らの指導するのは少しだけ先輩の経験者だという事です。
 さらに年長の大人の指導者がいないことです。そこはいいなあと思ってみています。
 「新」種目で、指導できる大人がいないと言う事でしょうか。あるいは一定年齢になれば「卒業する」という不文律があるのでしょうか。

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 この辺りでこうした人を盛ることはあまりないので話しかけてみると「京大でソーランの大会がある。」とのことでした。学祭の一環らしいです。
 この人たちは大阪からの参加です。

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 手に持っているのは、どうやらお手製の三味線です。
 「何に見えますか?」というので「多分三味線でしょ?! 」と答えると、そう見えますかとうれしそうでした。
 踊りの小道具ですから、まあそれと見えればよいということで細かいことは言いっこなしです。

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 ポーズを付けてスマートフォンで撮影していましたから「僕にも撮らせてくれない?」という感じで近づいたのですが、集合時刻が迫っているからどうしようと、しばし逡巡していました。
 もしよければ会場に来て撮ってくれませんかとも言われたのですが、何分今日は85ミリしか持っていないので、多分撮影は難しいと思うと辞退しました。
 見も知らないおっさんに写真を撮らせることに躊躇する気持ちも幾分は働いたでしょうか。

 撮影の後では「良い経験ができました。ありがとうございました。」といって頂けました。
 撮影時間は5分くらいかなあという、慌ただしさでした。

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 「跳べますか?」と言ったら、喜んで跳んでくれましたが、若者にジャンプはよく似合います。
 さすが、普段から決めポーズの練習をしているだけありますね。

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  1. 2018/12/08(土) 00:00:55|
  2. パフォーマンス
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素敵な人たちと   by 蒼樹   #KYOTO GRAPHIE・京都国際写真祭  あるダンサー Ⅰ

 私はイベントで行進している人や、祭りのみこしを担いだりしている人を撮ってこのブログに掲載することをほとんどしていませんでした。

 原則としてある程度の会話や、少なくとも「写真撮影はOKですか?」と尋ねて了解をいただいた人だけにしています。

 そういう意味では、今回はちょっと微妙ですし、お一人はこの原則に当てはまりません。

 KYOTO GRAPHIE・京都国際写真祭の内で京都文化博物館の展示場での撮影です。

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 今回のこのKYOTO GRAPHIE・京都国際写真祭では写真一枚一枚を個別に撮るのでなければ会場の様子も含めて撮影が許されています。
 これはとても良いことだと私は思っています。全般的に「禁止」というやり方には疑問がありました。個別的に理由があって禁止するという事があってよいと思いますが、一括りに禁止するのはどうかなと。

 それに多分、インスタグラムなどで鑑賞者たちが感想、評価付きで発信する宣伝効果は抜群でしょうし、費用のかからない宣伝としてイベント側としてはありがたいのだろうと思います。(と言って、主催者や作家の意識とは別に周囲が勝手にそのように了解してむやみに撮影し公開するのは、まだまだ拙速といえるでしょう。)

 それで逆にここでは一般的に撮影が許されているという状況ですので、この人も私を特に意識しないで撮影を受け入れてくれているのだと思います。

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 このダンサー?お二人は機械仕掛けの人形のような動きで、床の上をすべるように移動していきます。
 まるで雲に乗っているかのように滑らかに滑っていきます。台車にでも乗っているのかなと一瞬思いましたが、いやそうではない! 彼女たちの高度なステップ技術のゆえにそう見えるのだと思いつきました。

 会場の写真作品、オブジェ、音楽、光、そしてこの二人の会場を流れるように縦横に、時に回転しながら移動する動作によって、全体として一つの作品世界が構成されているようです。

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 私はこのダンサーたちの、そのスキップのスキルの高さ、ポージングの優雅さ・美しさなどに大いに関心を持ちました。

 しかも素晴らしい美声で歌うのです。感心しきりです。

 そこでこの人に、・・・・演技中で話しかけられませんので・・・ジェスチャーでスカートの下のスキップがすごいね。どうやっているの?と尋ねました。

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 文字通り優雅な無表情で私のジェスチャーを見ていましたが、果たして通じたのかな、どうでしょう。

 私がカメラをもって撮り始めると、こちらにす~ッと回ってきた時にこのようにポーズしてくれました。

 これは或は誰に対してもしてくれているポーズかも知れませんが・・・私は記念撮影的に、はい一枚という撮り方ではなかったのです。

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 二人はゼンマイ仕掛けの人形のように、あちらに行くかと思うえばその場でくるくると回り、時々こうして二人であってポーズします。
 

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 この動きは、そう、白鳥のように水面下で(スカートの下で)とても素早く足を動かしているのだと思います。そしてとても訓練のいる辛い動きじゃないかと思うのです。

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  1. 2018/05/04(金) 00:00:44|
  2. パフォーマンス
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素敵な人たちと   by 蒼樹   ソーランに旗を振る

 鴨川では三つくらいのチームがソーラン演舞の練習をしているようです。

 私が通りかかる度、土ぼこりを舞い上げて数十人ずつの男女が激しい練習を繰り返しています。

 全国的にこうした演舞が盛んになっているようですし、学生たちも各地の大会や行事に参加して競い合っているようです。

 通りかかると二人の若者が旗を振る練習をしていました。周囲には他のメンバーの姿がありませんから自主練なのでしょう。

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 どうやら片方が先輩の指導を受けているようです。

 写真の若者は先輩の方で、もう一歩の若者にアドバイスしています。

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 写真を撮らせてもらえないかと話すと、後輩の方は「僕はちょっと…。」という感じで、先輩の方が引き受けてくれました。

 私は学生時代大学の学部自治会の旗を持ったことがあります。その旗は大きさで知られた長崎大学のモノほどではないにしても京都では相当大きい方でしたし、綿でできていましたからそれなりに重かったです。デモの際に風が吹くと長い行進の時にはかなり堪えました。
 ですからそれなりに旗を持つしんどさが分かるつもりです。

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 しかし、ソーランの旗は曲、演舞に合わせて「振る=演じる」のですから大変です。
 ずいぶん複雑な振り方があるようです。

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 後輩の方は・・なんと…一週間前から練習を始めたんだそうで、おそらくいま手のひらは危機的状況なんでしょう。
 マメができ、掌の皮がむける寸前かもしれません。
 足腰も腕も首も腹筋・背筋も朝起きると「痛くてたまらない」のではないかと思います。

 一連の動作を練習すると盛んに手のひらをさすり、握力の回復を待っているようでした。

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 先輩の方が降り始めるとさすがに旗も大きく広がり、膨らみ、動きに切れとリズムがありました。
 腰の決まり方が違います。
 一目瞭然でしたが、そこがやはり一日の長というところでしょう。

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 風をいっぱいにはらませて旗を大きく動かすには相当に練習が必要だろうなあと思いました。

 応援団などの旗手をイメージするともっとごっつい体格の者を想像しますが、二人とも今どきのスリムなイケメンです。

 こういうところも時代ですかね。

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 それにしてもソーラン演舞はすでに長い蓄積ができていますが、何が若者の気持ちを惹きつけるのでしょうね。
 華やかな、時には相当派手な衣装や化粧などでしょうか、集団性でしょうか、「和」風であることでしょうか、ステージに立って注目されるからでしょうか・・・・。


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 ところで、この人も服を脱いで見れば見かけ以上に立派な筋肉になっているんでしょうね。
 袖からのぞく上腕二頭筋がそれを物語っています。

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  1. 2016/10/30(日) 00:00:54|
  2. パフォーマンス
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プロフィール

soujyu2

Author:soujyu2
 人はいろいろな場所で様々な思いを抱いて頑張っています。そんな人々の素敵な表情を追いかけてみようと思います。
 「素敵な人たちと」の出会いが私をワクワクさせます。

People hold various thoughts and are doing their best at various places.
I think that I will pursue such people's great expression.
Encounter of "nice people"
excites me.


 大変恐縮ですが、無理をお願いして撮らせていただいている写真です。ご本人のためにも無断でのコピー、転載は固くお断りします。

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