春は一進一退。
時々暖かかくて明るい日がありますね。 そして冷たいと言っても耐えられないほどじゃないかなというような感じもあります。
今は入試のシーズンですが、もう少しすると高校などは卒業式のシーズンになりますね。
そんな少し寒さの和らいだ日に・・・。

分厚い本を広げて読書する人がおられました。
確かに少し我慢すれば手袋をしないでも自転車で走れるくらいの日ではありました。
私はダウンジャケットのチャックを開けて走っていました。
春が近づいたかな・・・と。

こんな場所ならマスクを外してゆったりできます。
マスクをすると眼鏡が曇りますし、集中力も落ちます。 分厚い本は研究書でしょうか。

私は、昨年夏に集中して読書しましたがそれ以降はあまり読めていません。
当面の興味としては宇宙史と古代以前の人の歴史に関するものを読みたいとは思っているのですが・・・。
この方のこの分厚い本はある博物学者の著作集のうちの一冊のようです。
研究されているんですかとお訊ねすると「いや、好きで読んでいるんです。」とのことでした。
この博物学者がお好きで読んでおられる・・・・ふ~む。 ただモノじゃないな。

ただの私の感覚的なことで言うと、2,3年前くらいから鴨川では「読書」する方を見かける機会が増えているようです。
一時はほとんどの皆さんがスマフォに目を落としていたのですが、若い方にも読書する人が見かけられます。
スマフォを捨てて書をとろう。
テレビ番組なんか・・・・ごくごく一部を除いて、・・・・・あまりに俗悪・劣悪で見る気にもなりませんが。

と言っても書店の質も衰弱してきていて心配です。書店で志を感じるのは極小店舗のものに比較的に多いでしょうか。
外で本が読める季節になり始めましたね。 ただ、それも日によってですが。
- 2022/02/23(水) 00:00:02|
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今度の写真展で写真が目指すべきものはなになのかということを考えさせられ、また気づかされました。
少なくとも私は何を目指すべきなのか・・あるいは、何を撮りたいのと。
「べき」やは、やめようと思って今こういうことをしているのですから、せいぜいのところ〈した方が良い〉という事ではあるのですが。

さて、私としては珍しいレンズで撮っています。
これを撮ってみて、案外使えるじゃないかと思いました。もっとも明るさのある条件ででしょうが。
ある事情があって望遠レンズの出番を考えておかねばならないことになっているためです。
でも通常は、まずこれで人物写真は撮らないでしょうねぇ。

100-300のズームレンズです。 f値は4・5-5.8ですから明るいレンズとは言えませんね。
あるカメラ店のスタッフが「これは案外いいレンズですよ。」と勧めてくれたものです。
やっぱり経験の豊富なスタッフの助言はありがたいですね。

秋の夕日が次第に傾いていくときに、その太陽と私との間に腰を下ろしていたお二人に「背中を貸してくれませんか?」とお願いしました。
こういう時にカラーで撮るとお二人の服の色が出たりして、画面が落ち着かなくなりますので白黒で撮りました。
光と影に集中したいですからね。
ただ、とても強い光で反射する水面が背景ですから、とても難しですね。

情景を見たり、ファインダーを覗いたりすると目に強い残像ができて、難儀します。
でも、楽しい瞬間です。
- 2019/11/22(金) 00:40:07|
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私は将棋ならば駒の動かし方くらいは知っているのですが、囲碁はからっきし・・・。
でも日曜のNHKの番組は、ルールも分からないまま見ることはあるんです。

こういう風に対戦を楽しめるのはかなり羨ましいですね。

好敵手同士らしいのですが、傍らにいる方が一段腕が上なのだそうです。
このお二人の勝ち負けは拮抗しているらしいのです。
この局はキャップの方が負け。 よし次回は「公式戦にしよう!」
「えっ?! 公式戦に出られるのですか? すごいなあ。」
「そうじゃなくて、この二人が、この対戦は勝敗をちゃんと記録しようということで『公式戦』と名付けてやるだけだよ。」と傍らの方の解説。

なるほどね。

こういうお仲間がいるというのは実に楽しいことでしょうね。
私はダメですね。
- 2019/11/20(水) 00:00:38|
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とてもたくさんの学びと気づきを残して個展が終わりました。
来場者数は約235人。正確にはカウントできませんからね。このうち50人くらいが海外からのお客さんでした。20%余りですが、印象としてはもっと割合が大きいような気がしました。
多分、写真を見ての評価や気持ちをとても強く率直に伝えてくれた人が多数いたからだとおもいます。
たくさん握手も求められました。
これからの活動に生かしていきたいと思います。
さて、この時期はあちこちでイベントがあります。ここは古川町商店街ですが、
イベントとは別の週2くらいで囲碁対決をしているというお仲間。

ストーブの日に当たりながら熱燗やワインを楽しみ、囲碁対決です。

「お楽しみでいいですね。人を撮ることをしているのですが、写真を撮らせてもらっていいですか。」
「どうぞ、どうぞ。 ただね、店の前だし、あなたも一杯やるということで何か注文してあげて・・・。」

それで熱燗を一本頂いたのです・・・・・が。
私が腰かけた横の方にも「一杯いきましょう。」と勧めて・・・・。

「もう撮っているの?」
「ハイ。」
何度もカメラを構えたとjころで・・・・・そこに突然、「僕は顔出しダメだよ。」というお人が一人。
「撮っちゃダメ! 私は〇〇だから、こういう場面は少し差しさわりがある。」

えっ?! それはないんじゃないの!というのが率直な気持ち。
撮らせてもらえますかと皆さんにお願いした時には黙っていて、もう何度もシャッターを切った後になって「顔出しダメ」ということになれば、そのカットは全部「ボツ」!!!!!
「いや、最初に言うべきでしたね。」とかなんとか恐縮するかと思えば、「俺は○○だから」と尊大で。
カメラマンの無礼、失礼、横暴などは巷間話題になりますが、撮られる方のこういう態度にも問題あるなあ、と思う夜でした。
- 2019/11/19(火) 00:00:30|
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とあるギャラリーで染色の作品を見せてもらっているときでした。
作者のお一人と話をしていると急に室内が暗くなりましたので「これが夕立が降るな。」と窓から外を見ました。
真上から西に向けて厚い黒い雲が広がっていました。

それから間もなくです。
「これをバケツをひっくり返したような雨っていうんだよね!」とすれ違った若い女性が連れの人に話していました。
ビルの屋上から壁に伝う排水管からはまるで消防のホースの先のように水が噴き出しています。

私の駐輪場に置いた自転車はずぶ濡れでしょうから、これはサドルにお尻を置けないなあと・・・。
リュックに入れていたポリ袋はサドルにではなくて、リュックの中のカメラとレンズを包むために使います。当然です。
自転車も体も拭けばいいのですから。 メイン機を壊した上にこのカメラまでアウトになったら明日からどう生きて行けばいいのか・・・なんてことまでは考えませんが。

こんな時にさえカメラを取り出すのは、もう「性」といってよいかもしれませんね。
「習い、性になる」という事かな。

別にTV局に送るつもりはないのです。
そういう種類の写真が撮りたいわけではないのです。

こういう時にはX100Fの方がいいですね。
一眼よりもレンジファインダー型がいい。 光学ファインダーにすればフレームの外まで見えるので、横から入ってくる人が見えてシャッターチャンスを間違えにくい。
その点今日は一眼だから入り込む人を選んだり、タイミングを計ることが難しい。慌てているのがよく分かります。
時々は両方持って出ますけど、荷が嵩張って重くなるので辛いし、それで何も撮るモノに出会えない時はさらにつらいですね。
- 2019/07/24(水) 00:00:05|
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