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素敵な人たちと

素敵な人たちと一緒に素敵な写真を撮ります。 なお写真のコピーはご遠慮ください。

素敵な人たちと  by 蒼樹   

 京都グラフィエの様々な展示のある中で、一段を私を混乱させた展示。
「写真を使った展覧会ってどう思う?」

 この展示を「KG+」に入れることを認めた京都グラフィエの京都グラフィエ主催者の見識が高いという事か。

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 そのギャラリーに常駐し作家の趣旨や技法について解説してくれる方。

 ギャラリストと呼べばいいのか。

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 さっぱり納得しないで反論する頑迷固陋な私に、倦まないで冷静に根気よく説明をしてくれた。

 何しろギャラリーの部屋の入り口にこの人自身の履歴書の裏表がピン止めしてあって、写真と言えばその履歴書の3×4の顔写真だけ。 他には一切何もない展示場。

 その写真と実在の彼との間の関係が作品だという。

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 美術史的な展開を理解しないものにはピカソのキュビズムが分からないのと同じなのか?

 写真がこうした傾向を生んでいるのは「見ること」に対する作家たちの混迷から来ているのではないかと私は思っているのだが。

 それにしてもこうした大きなイベントだからこそ普段施しない考えや作品に触れられるということは間違いがない。
 展示されなければ見られない。  この事は愛知トリエンナーレ中止問題にも通じることだと思う。

 異論や疑論を排するところに芸術や科学は成り立たないし、思想の自由はない。

 一息入れて、彼の案内でこの作品の作者がこの辺りで見たものを見に行った。  気持ちの良い時間だった。

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  1. 2021/10/02(土) 00:00:04|
  2. 写真
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素敵な人たちと  by 蒼樹  「バビロンからの解放」  

 京都グラフィエのKG+に参加している方です。まだ現役の学生さんなのに?同時代ギャラリーが推している人ですから注目しないわけにはいきません。
 
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 京都駅の東側は京都市立芸術大学の移転を核として再開発が計画され進められている地域です。
 市芸が核というだけにこの辺りは文化的な地域にするつもりのようではあります。
 (箱モノの建設の前に緑地や公園などを整備し、今後少なくとも100年を見越して道路整備もすべきなのに、惚れるなどを先行建設させている時点で、芸術文化の領域などというのは・・・・震災復興五輪とかコロナに打ち克った証としての五輪だとか言うのと同じ程度に・・・眉唾だと私は感じていますが、

 それはともかく、そこにいち早く京都で有名なギャラリーの一つがガレージギャラリーを設けました。
 そこがこの人の会場です。

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 「女だから」「女には」「女として」などなどという既成観念にとらわれて来ていた自分自身をに気付き、それを見つめ直そうという思いから生まれた写真です。
 今回の京都グラフィエでは他にも同軸の問題意識をもって作家が複数いました。
 やはりこのジェンダー問題は、男女を問わず、今日的で避けることのできない、前進的なテーマだという事でしょうね。

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 地理的に市内中心部から少し離れたところでもあり、初めての場所でもあったからか、私の言った時間帯では、他に2,3の人が見に来られるという感じでした。
 そこで少しゆっくりとお話を聞くことができて、収穫がありました。
 
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 写真は同世代の女性の生の日常を撮っています。
 
 この人自身が自分の経験や問題意識を隠さずに示したからこそ撮れたのでしょうね。

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 私たちが自らの育ちの中で内面化してきた「性意識」は、一朝一夕に取り外しのできるものではないと私は思っています。
 
 共産党が「ジェンダー平等の実現」を党の主要な政策として発表したのはまだ記憶に新しいのですが、党内にこうした問題についての研究グループが作られて全党で研究学習を進めていると聞きます。テキストを作って皆がそれを「正しい」として学べば一丁上がり、とはいかない難しい思想的実践的課題だと位置づけているようです。

 その通りでしょうね。

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 様々な性と性自任の、すべての立場で自己反省と相互批判が必要です。
 そしてその批判の仕方に習熟しなくて手はならないと思いますし、法律、制度、言葉を含む様々な文化形態において地道に、しかし意識的に変革を要する問題だと思います。

 それだけに、こうした「私の思い」を人々に提示する行為は貴重です。

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 若い人たちのこうした問題提起に対してロートルは素直に胸襟を開いて受け止め一緒に考えたいものです。

 こういう問題で発言している人を孤立させないこと、それが何より大切です。

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  1. 2021/10/01(金) 00:00:01|
  2. 写真
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素敵な人たちと   by 蒼樹   三田氏、ミャンマーを撮る

 京都写真美術館のHPから写真展についての記事を一部割愛して引用します。

 「 三田崇博 写真展「Pray for Myanmar」
     2021/04/20 ~ 2021/05/02   ※最終日17時まで
   京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク
    
 現在クーデターにより混乱のさなかにあるミャンマー。
 私はスー・チー氏が国家顧問に就任する前年の2015年から毎年この国を訪れています。
 この5年ほどの間に著しく経済発展し、町の様子はどんどん変わっていきましたが、この国にはまだまだ古き良き文化がたくさん残っています。
 本展示では、主にミャンマーで行われている伝統行事を中心に、スー・チー氏が国家顧問に就任した2016年から2017年に撮影した写真で構成しています。
 私の第二の母国であるミャンマーに、一日でも早く平穏な日々が訪れるよう願いを込めて。

・・・・・・・・・
 私がたまたまこの会場を訪ねた時には、NHKが取材に来ていました。 他のマスコミも来ているようです。

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 この写真展自体はSARES-Cov2が広がる前に計画され、そして昨年延期になったものです。
 ですからクーデターに対してどうこうという趣旨で計画されたものではありませんが、この中に「祈り」の写真を組み込むことで、切実に平和なミャンマー、自由な民主的なミャンマーを取り戻したいという展示になっています。


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 実を言えば、このブログ記事は少しばかり先まで予約投稿になっています。が、この展示の期間を考慮して、敢えて同じ日に予約したものと並べて二度投稿という形にしました。
 皆さんの中に、・・・・緊急事態宣言が発出されようというタイミングなんですが・・・・・見に出かける条件のある方がおられれば、と思ったからです。

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 三田氏は世界文化遺産を撮ることを意識して世界を回っていたのですが、ミャンマーに行った時に、深く感動して、その地で生涯の連れ添いまで見つけてきたという経歴の方です。 

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 ここ京都写真部術館では、私も2年前に個展をさせていただいていますので、スタッフがそのように紹介してくれて、打ち解けてお話しすることができました。  いえ、決してファーストネームで呼び合うなどということはありませんでしたが。
 
  奥に見える写真が、直接「祈り」を写したもので、右手の壁にも三人のごく若い僧侶がそれぞれ火の点いている蝋燭を両手で包むようにして持ち祈りのこもった眼差しをした写真があります。
 
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 これらの写真は「和紙」にプリントされています。
 写真は鮮やかなカラーなのですが、しかし、その色自体の鮮やかさが浮いたものにならない落ち着きがあります。
 紙の選択も大切なんですね。

 それでテレビカメラのカメラマンが「黒がすっきり出なくて、何かもやっとした感じになる。細かい光の粒も見えるし・・・・。」と苦闘していました。 
 それで、さすがに映像の人ですから、この点も伝えたいなあと言い出すのですが、取材記者の女性(この人は有能感あふれる人で、こういう場でなければ撮りたいところでしたが。)は、ちょっとそこまでは話が広がり過ぎるし・・とダメ出しをしていました。
 私もその紙の話には大いに興味がありますし話に参加していました。が、彼女のダメ出しは、実に妥当なものだと思いました。

 ムービーかスチールかは別として、撮像好きな男3人の脱線に「まったく、もう!」と思っていたことでしょう。

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 わたしが三田氏を写真とともに撮りたいとお願いすると、氏は即座にお連れを呼びました。 おお素晴らしい!!

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 盛会でありますように・・とは、残念ながら、言いにくいけれど、彼の仕事が励まされますように。

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#ミャンマー
#三田崇博
#京都写真美術館
#祈り
  1. 2021/04/23(金) 12:00:01|
  2. 写真
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素敵な人たちと  by 蒼樹   写真、さしあげます。無料です。   Ⅱ

 ただで写真をあげちゃうの?! 出費が大変でしょ?

 ということになるんですが、実は大変コストパフォーマンスがいいんです。
 私がこのことを話を始めると「コストパフォーマンスが悪い。」と言われるんじゃないかと思っていました、と。

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 私が個展をする場合に、今までで最も安い借り賃が一週間で7万円でした。
 (もっとも会場費だけのことを言えば、無料だったこともありますが、その時にプリント代は25万円余りかかりました。)

 仮に差し上げるプリントが2L版だとしましょうか。 あるプリントショップでは会員価格で85円です。
 7万円あれば820枚余りを差し上げられます。ポストカードの大きさならば、なんと2800枚も、です。

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 それを差し上げるときに・・・かれは・・・白い封筒に入れてあげるわけですが、その封筒には自身のインスタグラムなどについての情報を印刷しているのです。
 これを通じて実に多くのつながりができると思います。

 モデルをしてくれるような方との出会いもあるでしょうし、写真仲間も生まれるかもしれない。撮影の依頼もあるかもしれません。

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 ここでこうして人と出会って話ができるだけでも大きな収穫なのに、です。
 なんてコストパフォーマンスが高くて、豊かな可能性を孕んでいることでしょう。

 大枚をはたいてギャラリーを借りて、一週間に150人ばかりの人に見ていただくことと比較してどちらがいいのでしょうか。

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 私がグチグチ考えてきたことを若い彼は、軽々と越えているのです。

 勿論、写真を見てもらうのに2lだったり、携帯端末のモニター画面だというのは大いに不満です。
 だとしたら「あげます」の背景で大きくプリントした写真を展示すればいいことですよね。

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 わたしが、SARES-Cov2感染の広がりがある中でも、敢えて写真展をしたのは、街の中の文化活動を薄弱にしてはいけないという思いからでもあったのです。が、彼もまた、こういう動きを積み重ねることで、大文字の芸術・芸能では足りない街の文化を形成していく自覚を示しているのです。

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 私がこの場を立ち去って、他を一回りして帰るときにも別の数人の人が彼と熱心に話していました。

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 若者に刺激されるのは良いものです。

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  1. 2020/12/02(水) 00:00:23|
  2. 写真
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素敵な人たちと  by 蒼樹   写真、さしあげます。無料です。   Ⅰ

 三脚に紐を回してそれにクリップを付け、写真をつるしていました。
 その写真を無料で、行きかう人たちに、差し上げますという。

 彼岸花が大好きだと言う女性が一枚受け取っています。

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 風景、花などの植物、食べ物もあります。
 ご本人は町の情景がが好きなんだそうです。でも、人が好きなものは様々なので、喜んで受け取ってもらうためにいろいろ撮っています、とのこと。・・・・・・①

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 そこに自分自身も写真を撮るのが好きで、これから本格的なカメラを買おうかと思っているという人がお友達と一緒に来ました。
 
 そこで彼がもっているカメラを取り出したのですが、高級機にシグマのレンズを付けていました。
 「やるなら思い切って本格的なカメラを買った方がいいと思って。上手く撮れないときにカメラやレンズの所為にしていると成長しないと思うし、・・・。」・・・・・②

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 写真を無料で、他人にあげているのですから出費がかさむはずです。
 「でもこうして人と出会って色々な話ができて、自分の写真も喜んで受け取ってもらえるためのお金ですから。ユニバに行って楽しんでもお金がかかるのだから、楽しみのためにお金をかける点では同じかなと。問題は何を楽しいと思うかですよね。」-・・・・③


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 京都が文化的だと言われていることについて、疑問があると言っていました。 
 京都の人は京都を大切に思っているんでしょうかとも。
 「ぼくがこうして行動していることも文化の一つだと思うんです。」・・・・・・④

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 いやあ、全くその通りだと思いますね。
 私がこの年になって気づいているようなことを彼はもう、とおに考えているわけで。大したものです。

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 私は、自分がギャラリーを借りて写真展をしているということについて忸怩たる思いを抱いているのです。
 あたしもこういう場所に移動させることのできるワクに写真を何枚かぶら下げて写真展をしたらどうかと思ってきたのです。
 ただ運び込む手立てをどうするかで行き詰っているんですが。

 写真がこの大きさなら三脚でだってできるんだなあと。

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  1. 2020/12/01(火) 00:00:26|
  2. 写真
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プロフィール

soujyu2

Author:soujyu2
 人はいろいろな場所で様々な思いを抱いて頑張っています。そんな人々の素敵な表情を追いかけてみようと思います。
 「素敵な人たちと」の出会いが私をワクワクさせます。

People hold various thoughts and are doing their best at various places.
I think that I will pursue such people's great expression.
Encounter of "nice people"
excites me.


 大変恐縮ですが、無理をお願いして撮らせていただいている写真です。ご本人のためにも無断でのコピー、転載は固くお断りします。

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