学生さんかなと思って声をかけたのですが「社会人です。」とのことでした。
あまり進んで表に立つ性格ではないのでと写真に対してはちょっと「どうしようかな。」という感じでしたが、引き受けてくれました。

いつもはずっと下流の七条あたりで練習しているらしいのですが「そこは先客がいて・・・。」とこちらに移動。ずいぶん距離がありますが、ここで吹いても大丈夫かななんて思いながら来てしまう人が案外います。
初めての場所はいろいろな意味で不安ですよね。
周りはどうだっていいさという感性の人もたまにいたりはしますが、大半の人は周囲への音の影響や、いつもはここをどんな人が利用してるんだろうなどと考えるものです。

橋脚の下は音が反射してうまく聞こえるってのもありますが、いい音出してました。
「何年くらい吹いてるんですか?」「一年半くらいかな。」
「エッ?!一年半でこの音?!」
すごいですね。

「まだ一曲を通して『吹けるな』という感じにまでいっている曲はないんですよ。」と謙遜しきり。

暖かくなってきて鴨川べりには楽器演奏を楽しむ人、練習する人が出てくるようになりました。
「暑い時、寒い時には出てこないんですよ。そんなときはカラオケなんかで吹いています。」とこの人も。

でももう大丈夫ですよね。暖かくなりました。
花粉症の人は困っているでしょうが、私の場合は体が緩んでくる感じです。


- 2023/03/26(日) 00:00:04|
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風向きの影響もあるのかなと思いましたが、さほどの風は吹いていないし、やはり実力かな。
対岸まで通りの良い、それでいて厚みのある音が届いていました。
それでずっと先の橋まで行って向こう岸に。

おや、あの人は少し前に撮らせてもらった・・・・。
しばらく音に耳を傾けているとちょっと音が途切れたので二歩、三歩と近づいて・・・・。
「あれ、蒼樹さんですよね?!」 気づいてくれました。

今日はとある大学で吹いた後で、これからしばらくしたらスタジオで別の仲間と練習だそうです。
そのスケジュール合間にもこうして練習です。
あまり力を入れちゃうと疲れちゃうからちょっと抑え気味なんですと。 それで力が適度に抜けて通りの良い音が出るのかな?
少し話すうちに「実は今ニューヨークで活躍しているトランペッターが、この先で吹いていたときに見つけて撮らせてもらったことがあってね・・・。 佐々木・・・。
「佐々木亮さんですか? えっ、すごいですね。僕は度々佐々木さんのユーチューブを見てるんです。僕らの世代のジャズトランペッターの大半は佐々木亮さんをしているんじゃないですか。」

そうか、そんなに有名で人気のあるトランペッターだったんだ。私もユーチュ―ブデ佐々木さんの演奏を聞いたことがあるのですが確かにインパクトあります。
最近はニューヨークのジャズメンのライブの様子を白黒で撮影していてFBに投稿しているのですが、同じジャズメンから大変好かれもしリスペクトもされているようでとてもいいポジションで撮っています。うらやまし~~!!

「佐々木さん、近いうちに帰国するって言ってましたが、会いたいなあ。会って音も聞きたいしサインも欲しいなあ。」
この人がそういうので佐々木さんに「こういう青年がいて・・」とコメントを送ると、メールアドレスを送ってくれてぜひ彼に伝えてくれと書いてくれました。
京都にも来ていたようです。
憧れがあるということはよいことだと思います。
今は憧れることさえ許されない若者が大変多くなっています。
経済的貧困はそうした人間的な在り様まで破壊しています。そういうことに大人たちが気づいていない。まして政権与党や「ゆ」党は気づいていない。
ことは深刻なのにね。

海外からの人も目立つようになりましたね。
- 2023/03/21(火) 00:00:01|
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高校時代の自分に教えたやりたい。おまえは将来こんなに多くの階が生きた人と出会うんだぞ、と。
だから英語の五味さんが言ってたろ、英語ができなければ現代社会で通用しなくなるし世界を広げられないぞ、と。
自分でも話だけはそう言っていたのに、自分の世界が狭くて現実味を持って感じていなかったんですねぇ。
そういう人間はいつまでたっても変わらんねえと我ながら・・・・。
彼らは私の撮った写真をとても褒めてくれます。それが何よりの励みと自信の素ですね。
この人が動画撮影の担当者。
私が君も撮らせてとお願いすると「僕は何もできないから(ギターを弾いたりできないということですね)・・・。」ポーズどうしようということになって、私は斜面に腰を下ろしたりしてもらおうかなと思ったんですが、ギターをもってポーズしてくれました。

すごくまじめな優しそうな人でしょう?!
私の英語の発音を褒めてくれるような人ですし、間違いない(笑い)

二人とも、すでにいろいろ学んだり経験を積んだうえで留学してきていますから、ちょっと年かさですね。
落ち着きがあります。

やはり学ぶ人っていいなあと。
- 2023/03/20(月) 00:00:04|
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彼からもらったカードには DHAMMIKA PRABHATH Artist と記されていました。
そしてかっこいい彼の顔写真が印刷されています。
一見して男前ですよね。

私が、この記事で紹介する二人を見つけたときには、彼らは川の三角地帯にいました。通称デルタです。
そのやや小高くなった上に二人の姿が見えました。
遠目にギターが見え、そして何やら撮影をしようとしているような。

そこで近づいていくとその間にこのDHAMMIKA PRABHATHさんはそこを離れて向こう岸に行ってしまいました。
行く方向にはコンビニがありますから、ひょっとしたらと思ったのですが、豈図らんややはり「彼はコーヒーを買いに行ったんですよ。」と残された友人が教えてくれました。
「少し待つと帰ってきますよ。」というのでしばらく待つと、彼が堤防から降りてさらに高野川を渡ってこちらに向かってきます。

「君を待っていたんだよ。」
この人がギターを弾きながら歌うのを動画撮影しようとしていたらしいのです。友人はそのための助っ人。
二人はインドからきています。珍しく先日に続いてインド人に出会いましたね。留学生だそうです。

最初、助っ人の友人に声をかけて「写真を撮らせてもらおうと思って・・・。」と話をしたところ、「あなたの英語は素晴らしいですねぇ。」と褒められてしまいました。
ただ「Hello. I'm a portrait photographer, May I take your photo?」とというだけで、そこから先は日本語なんですけどね。
”Can you speak japanese?"という言い方はお薦めしないと聞いたことがあって、じゃあどう言えばよいかを忘れてしまっているので、そこが困ります。
このときCan you speak japanese? に「少しだけ」と返ってきました。

「あなたはどんなポーズをすればいいか指示してくれたらいい。」と言ってくれましたが、いつもやっているようにしてくれればいいよと。
きっと物足りなかったんでしょうね。

本当に私は現代人として一周も二周も遅れているなあと・・・いろいろな時に…痛感します。
- 2023/03/19(日) 00:00:02|
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先日(3/8)、鴨川で久しぶりにお会いした若いジャズトランペッターさんへ
もしこの文章を読んだら私にE・メールをください。素敵なお知らせがあります。・・・・・・・・・・・・
久しぶりの駅ピアノです。
駅近くに用事ができて、しかも時間が空いてしまったので、それなら行くしかないなと。
到着した時に弾いていた人は音も曲想も弾く姿も今一つだったのでパス。
その辺をしばし歩いてきて。

再度ピアノに接近すると、この青年が弾いていました。
かなり難しそうな曲だし、音が暴力的と言ってもいいエネルギーを秘めていましたので驚きました。
演奏にはちょっとムラもあり、まだ「もの」にしているという状況ではないようにも思いましたが、演奏の力はあるなあと思いました。

いったん演奏が終わるのをまって声をかけました。
「もし時間があってあの人たちの後に弾いてくれるのだったら撮らせてもらえないかなあ。」
「でも、すごく緊張するし・・・。」
そこに、先ほど来てやはりこの青年の演奏を聴いていた二人のご婦人が近づいてきて、私たちも聞きたいと。
「聞く人がいると余計に緊張しするし・・・。」
そう逡巡しながらも引き受けてくれました。

一曲目は少しおとなしい曲でした。
さっきのほうが迫力があったね。
「じゃあ、さっきの曲をもう一度弾きます。」

私は知らない曲ですので彼の説明を聞き間違えているかも知りませんが、米津玄師作曲らしいです。
この難しそうな曲を弾く彼は「ピアノを始めてから半年くらいです。」なのだそうで、びっくりです。なんとまあ。

先ほどのご婦人が「ピアノを弾くきっかけはなあに?」と尋ねると「暇だったし、身近にピアノがあったから。」だそうで、二度びっくり。

青年の可能性は予想を超えますね。いや人の・・と言い換えましょうか。
- 2023/03/16(木) 00:00:01|
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