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素敵な人たちと

素敵な人たちと一緒に素敵な写真を撮ります。 なお写真のコピーはご遠慮ください。

素敵な人たちと  by 蒼樹  画廊で本屋 by 二つの出版社

 「第2回 SURE書店 with 図書出版みぎわ」が開かれていました。同時開催として「二つの跡地 海外神社と大震災」(撮影:稲宮康人)という写真展。(25日(日)まで開かれています。23日、24日は17時以降、イベント参加者に限るという事です。)
 
 現代の私たちは、強く関心を持ち口々にある事件について語る時期は長くとも2,3か月。そのころになると次のセンセーショナルな話題を撒かれて、もう前のことは「未曾有の歴史的な、いまだかつてない、考えられる限り余りに不条理な・・・」などなどという大事件をすっかり忘れる。今や1年を経過してなお話題になるような事件・事故は極めてまれです。
 あの偉大な傑出した打者である「イチロウ」も大谷の前には過去の人。まして打撃三冠王を三度も獲得した落合博満などTVに出てきても「あの人誰」。
 ・・・いや、話が逸れました。

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 大東亜共栄圏。私たちはこの負の遺産を忘れてはなりません。そしてそれが単なる歴史書に残る言葉だけの問題ではなくて、実際に「侵略」として、植民地政策として東アジアから東南アジア、太平洋諸島に及んだ「事実」を確認し続ける作業の一つの形が、「二つの跡地」の内の「海外神社」です。
 そして、今は復興なったと言われんばかりの東北大震災。
オリンピックも、そして今や大阪万博でさえ、あの大震災の後見事に復活したことを世界にアピールする場だと喧伝され、もはや東北は復興済みの印が政府・財界によって押されてしまっているのです。
 いや、しかし、13年前の3月11日から、何がどのように変わり、変わっていないのか、それが年ごとに「色褪せた記憶」に「させられていく」現状に抗うように撮られているのがもう一つの「二つの跡地」である「大震災」です。
 写真はこういう事のために大きな意味ある役割を果たすという良い例証です。写真家魂です。

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○ 画廊の奥には臨時の書店が開かれていますが、主催が「編集グループSURE」 共催が「図書出版みぎわ」という二つの出版社です。

 60年第70年代にはごく普通の若者・学生や労働者、知識人の口にのぼっていた「単語」が今はめったに耳にも目にもしないものになっています。
 しかし、それらの単語が掬い取っていた現実自身が消えてなくなったわけではありません。むしろ、いよいよこの日本社会の「肝心かなめ」「一丁目一番地」になっているのに、人が見ようとしないし語ろうとしなくなっているという事が、この本たちによって意識させられます。
 この臨時書店に並べられている本の表紙には、そうした「跡地」であり「息づいている今」である問題が、目をそらさずに取り上げられています。

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○ 駅前の、バス停横の小さな本屋さんが無くなり、床面積の広い明るい大規模な書店はいくらかは残っています。が、そこに並ぶ本の背表紙に肝心かなめの言葉が見つかりません。
 津波のように出版される本ですが、果たして半年間、書店の書架を飾ることができるでしょうか。そこに私たちの現代を切り開く知は見出されるでしょうか。問は建てられているでしょうか。

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○ 店主の拘りのセレクトによる小さな本屋さんがあちこちにあります。それが京都にはほかに比べて多いのだそうです。多分先の市長選の内容とつながる精神的な何かがあると私は思います。
 書店があれば出版に尽力するこだわりの人がいてしかるべきで、その二つがここに「読んでみませんか」と実らせた「作物」を並べています。
 
今日の写真は図書出版みぎわの堀さん。
 名が私の弟と同じでした。

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  1. 2024/02/23(金) 00:00:01|
  2. お店
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素敵な人たちと  by 蒼樹   天神さんの骨董店  Ⅱ

 今世の中的に「定年制」はどう受け取られているのでしょうか。
 そして実態は。
 リタイア後にも経済的な理由で働かざるを得ないから働く、そういう人はとても多いと思います。
 でも、少しだけ余裕を持って、ちょっと楽しみ加えて「あくせく」をすこ~しだけ押さえて働き続ける、そういう人も増えているのかな。

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 これまでの仕事からは大きく違った世界にとびこむ。 人生を「二度おいしく」味わうというような生き方、とでも言いましょうか。
 あるいはこれまでは「務め」として働いたけれど、これからは「楽しんで働く」。

 むろんこれまでも楽しんできたけれど、これからはちょっと味わいを変えてという人はさらに幸せですね。

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 私は、ある中国籍の若い女性経営者に「退職して何も社会に貢献しないようになって国家に食べさせてもらっているのに、今現在働いて税金を納めて国を支え、雇用も生み出している私に」何か言える立場なのでしょうかと言われてしまいました。
 う~ン、そういう考え方はちょっとアメリカ的な新自由主義的な発想だなあと思いますし、人生観が浅いなあと思います。が、中進国のエリート的な若者にはこういう思考の傾向があるのかもしれませんね。
 東大の経済なんかで勉強するから、こうなっちゃうんだろうなあとも思って苦笑いしてしまいました。
 
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 もちろん人それぞれで、その人と同じように東大で学び、さらにボストンで「ビジネス」を学んでも、こんな風に人生をイメージするのではなくて、高齢者を尊敬し大切にしている中国人の若者がいることも実体験として知っています。
 東大経済で学んだ別の中国人の若い女性の友人もいますが、この人もやはり、高齢者に対してむしろ儒教的なと言ってもいいような接し方をしますし、ほかにも高学歴の何人かの中国人の若者と接している実体験からすると、先の人のような例が多いとも思いません。が、しかし、今の中国の経済発展の仕方からすれば、こういう人が無視できないほどには増えてきているのはある意味で、当然だろうと、私は、思っています。
 それだけに中国のかじ取りは難しいでしょうね。

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 まあ、それはさておき、私たち日本人はリタイアについてどう考えているのでしょうね。
 人生の豊穣という方向で考え、実践できているでしょうかね。
 私の周囲の比較的豊かな階層では、そういう姿をちらほら見ますが、さてより広い範囲ではどうでしょうか。

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 「姥捨て」思想が新自由主義という装いではびこっていますから、「高齢者にはやるものはない」、「すべて吐き出せ、剥ぎ取れ。」と襲い掛からんばかりの政治と世論もありますね。年寄りにはもう「生産性がない」とね。
 貧困で野蛮な思想です。

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 そういう考えには、声を大きくして反論するとともに、一個一個の人間の実際の「リタイア後の生活」(あるいは高齢期の生活)によって、そういう風潮を押し返していくことも、本当に大切なことだと、私は思っています。
 だからこそ、私は「おじさんシリーズ」を撮るのですね。

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  1. 2024/01/28(日) 00:00:00|
  2. お店
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素敵な人たちと  by 蒼樹   平安蚤の市にて   Ⅳ

 資本主義的商品生産では、大量生産大量消費の傾向が強いです。
 大量消費を促すためには広範な大衆の需要にこたえるものを廉価で生産しなくてはなりません。
 王侯貴族の要求にこたえて生産するのとは違います。
 個性的・独創的であるよりも、押しなべて多くの人に求められるもの、可もなければ不可もないものが生産されます。

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 もっとも先進国では画一的な商品の大量生産では行き詰まりが出てきていて、多品種少量生産もまた重要な選択肢にはなってきていますが。
 コンピューター制御が発展してきて、そうした多品種生産にも技術的な基盤が整ってきてはいるようです。
 AIが発展すれば機械自体が主導的に蓄積された膨大な情報から人々の要求を感知、先取りするような、しかもかなりニッチなものも生産するような状況が生まれるかもしれません。

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 経済が発展すれば、つまり豊かになれば人々の教養も豊かになり、好みも多様化、洗練されるようになって、商品を求める目も変化するでしょう。
 「三種の神器」とか「3C」とかいう時代は、終わるでしょう。  豊かになれば・・・・。

 その気配の中で、やはりこうしたものを求める人たちは一定数生まれてくるのでしょうね。 当然だとおもいます。
 新しいものがイコールいいものだということには、必ずしも、ならないのは、最近のカメラなどを見れば感じます。
 写真作品も同じです。

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 「今・現在」の中から選択するのではなくて過去にまでぐ~んと選択の幅を広げれば、よりいいものが見つかるでしょう。

 骨董ブームがご隠居さんや高齢者から若い人たちに(売る側も買う側も)広がるのは、そういう意味で歓迎することじゃないでしょうか。(価格の問題もありますがね)

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  生産の場で、3,4割は趣味的に好奇心を働かせて開発、生産できるような社会にならないと、実は豊かな社会とは言えないと思いますね。
 そのためには、この資本主義的な生産の枠組はもう歴史的耐用年数が限界に来ているかもしれません。

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 こうした方々が、実は人にとって何が楽しいことなのかを知らず知らずのうちに提案してくれている、そんな気がします。

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 平安楽市は毎月10日です。
 (主催者によれば、「平安神宮前の岡崎公園で、毎月、ほぼ10日に開かれる蚤の市です。
※ 2023年4月から7月までと9月10月の発表された開催予定日は、10日ではありませんのでご注意ください。」とのことです。事前に確認してお出かけください。)

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  1. 2023/08/14(月) 00:00:10|
  2. お店
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素敵な人たちと  by 蒼樹   平安蚤の市にて   Ⅲ

 昨日のお店のお隣さん。

 まだ撤収するような時刻でもないのに片付け始めました。

 「おや、どうしました?」

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 「今日は家族でBBQをすることになっていて、その準備に・・・・。」

 雨が降ったりやんだりで「もう今日は無理せんとこ・・。」と片づける人もいましたから、それかなと思ってのですが、家族との楽しい時間のためだそうです。

 「え、帰っちゃうの。じゃあ急いで撮らせてもらわないと。」

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 昨日の方と「例えば、あの人のような雰囲気の人を見ると、つい撮りたくなるんですよね。」なんて話しているタイミングでしたので、ええい、このままの流れでお願いしちゃおうということでお声掛けをしました。

 すると快諾していただけたのですが・・・。

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 「実は、私写真を撮っていたことがあるんですよ。」と。
 えっ、こちらにもまたカメラの先輩が・・。
 昨日のお連れ合いのプロカメラウーマンに加えてまたまた強敵登場です。
 しかも、・・・・。

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 ご自身ばかりではなくて、お嬢さんも「最近写真が好きになって楽しく、一生懸命に撮ってるんですよ。」
 楽しんでいる姿を見て「とてもうれしいんですよね。」  いいカメラを買ってあげたようですよ。

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 大きな写真展で18歳以下の作品を見ることがありますし、また高校の写真倶楽部の合同展のようなものも開かれることもあります。
 それにある高校は熱心な顧問に励まされて校外のギャラリーで写真展をしています。
 そんなわけで時々高校生の写真を見ますが、いいものがたくさんあります。  (私も含めて)大人たちはこういうモノを見て一度目を洗うといいなあと思うことも度々あります。

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 無理矢理に私のグループ展と個展の予定をお知らせしましたので、来てくれて交流ができると楽しいですね。

 
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  1. 2023/08/13(日) 00:00:04|
  2. お店
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素敵な人たちと  by 蒼樹   平安蚤の市にて   Ⅱ

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 お互いに笑顔で話せるっていいですよね。
 路上で何か声をかけたら身構えられるなんてことよくあります。これ落としていませんか?!って言うことでも・・・。 まして道路を逆走して走る自転車とぶつかりそうになったときなんか、こっちが転倒しそうになっているのに、「ちゃんと左側を走ってよ!」という言葉に「逆切れ」するような人が少なくない。

 でも、・・・。

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 こういう場所では、お互いが、何かいい出会いがないかな、いい人に出会えたらうれしいなと思っているからいいのかもしれない。

 こんな、一見ガラクタに見えるものでも、「なかなかいいでしょ?!」とおもって、誰か共感する人いませんか?と言ってくれているんだから、つまり手の内を見せてくれているんだから、話しやすいわけです。

いや勿論、ガラクタに見えるモノばかりが並んでいるわけではなくて、はじめから一見して「こりゃなかなかいいものだね。」というモノもあちこちに並んでいます。が、それも含めて私の趣味はこういうもので、こうしたものに価値を認めているんですよと、心の内を提示して、それで、ちょっと寄っていきませんか、と。

 さて、お隣に現れたのは、人生の伴侶さん。
 カメラをぶら下げていますよ。

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 なんと、プロ・カメラ・ウーマンです。
 ストラップからして・・・・ですよね。
 私なんか、カメラを購入した時についていたストラップです。メーカーの名前や機種の名前を嬉しそうに見せびらかしたような、宣伝の片棒を担がされているストラップです。「これ付けたままでは嫌だなあ。」と思いつつスタラップもちょっといいものは高いですから、そのままになっているんです。 こんな派手な色を使っって、企業としてもあまり品がないなあと思うのですがね。

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 この伴侶さんが、カメラを持っているところ撮らせてと言ってくれて、撮ってもらいました。
 

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 露骨にツーショットを撮るのもなんですから、一緒にいてこその表情を撮りました。
 

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 並べられている品物を媒介にして、そしてこうしてお互いに持っているカメラをきっかけに話がはずみます。
 私などカメラがなければ、人に話しかけることができるかどうか。

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  1. 2023/08/12(土) 00:00:02|
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プロフィール

soujyu2

Author:soujyu2
 人はいろいろな場所で様々な思いを抱いて頑張っています。そんな人々の素敵な表情を追いかけてみようと思います。
 「素敵な人たちと」の出会いが私をワクワクさせます。

People hold various thoughts and are doing their best at various places.
I think that I will pursue such people's great expression.
Encounter of "nice people"
excites me.


 大変恐縮ですが、無理をお願いして撮らせていただいている写真です。ご本人のためにも無断でのコピー、転載は固くお断りします。

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