素敵な人たちと

素敵な人たちと一緒に素敵な写真を撮ります。 なお写真のコピーはご遠慮ください。

素敵な人たちと   by  たまにはいいじゃないか?

 仕事についていたころは定例の飲み会以外に私的・個人的に外に飲みに行くことはまれでした。
 友達がいなかったんですね。
 それに「お金を使って遊ぶ」ことに抵抗感があったのです。
 多分ケチなんです。

 それが秋山小兵衛と同様、還暦を迎えて少々宗旨替えをしているのです。

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 年金生活者となった今になっての宗旨替えに、妻は「お金は大丈夫なの?」と言って、ひそかに財布に・・・・さくらさんのように・・・・何枚か補給してくれる、というようなことはなくて、死ぬまでにお金が足りなくなるんじゃないかと心配するのです。
 ごもっともです。
 「金の切れ目が今生との切れ目~」なんてかっこつけて言っている場合じゃないのです。

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 かつてが「蟻」の生活だったのならば十分な蓄えもあるのでしょうから、「今こそキリギリス君のように人生を楽しむのだ!」と言ってもいいのでしょうが、そうでないから困るのですね。
 昔は蝶のようにひらひらとぼんやりぼ~っと春風に乗って遊び、今は「キリギリス君のように遊ぶんだ」と宗旨替えをしては身の破滅です。

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 もし私が「俸給生活者」でなかったならば、私はとっくの昔に破滅していたんじゃないかなと思います。
 
 ただ、秋山小兵衛と同様、その宗旨替えと同じくして人生の味わい方が幾分変わるのですね。すると世界も多少見え方が違ってきます。
 その宗旨替えの小さな旗揚げの標が「蒼樹」という名前・・・だったのではないかと今にしてみれば思います。

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 その宗旨替えの具体的現れの一つが「この頃よく飲みに出るね。」という妻の言葉となるわけなのです。 

 このお店の大将は英語をよくします。中国語も少し。それがネット上で知られて外国人客が多いのです。
 隣から飛び込んでくる英会話についつい耳がダンボになるのです。

 海外からのお客さんはこうした情報をよく調べてこんな小さなお店にも入るのですね。私の外国旅行とは雲泥の差です。偉いなあ-。

 大将も偉い。

 でもそれが現代のあたりまえの一断面なんですね。

 そういうことを知ることができるのも宗旨変えの成果なんだあ~っ・・・・・と言い訳している今日この頃です。

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  1. 2017/01/20(金) 00:00:57|
  2. お店
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素敵な人たちと   by 蒼樹   いや~ 世界は広い ギャラリー高野さん Ⅱ

 美術出版をされていた時に企画発・発行された書物を見せていただきました。
 こうした専門書は書画や陶器などの実物を様々なルートで集めたり、専門的な写真家に撮影を依頼したり、確実な鑑定の裏付けを取ったりと大変なご苦労があると思います。
 そのうえ印刷も特殊で、色数が多かったりします。紙にもお金がかかります。そのうえ大衆小説のように何万何十万冊と売れるようなベストセラーになるわけではありません。
 残念なことに市場は大して大きくはないのです。
 それで、単価も高くなりがちです。
 発行し、採算をとり、出版社としての経営を成り立たせていくこと自体が難しいことだと思います。

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 それでもよい絵などの作品を広く多くの人の手に渡るようにしていきたいという願い、後世に残したいという強い願いに突き動かされてこられたのだと思います。
 江戸期などの大衆的な印刷物にも素晴らしい意匠やウイットが溢れています。かつて日本はこんなに自由で闊達な精神があったのだということを、こうした書物を通じて知ることができます。
 そういうものに注目されています。

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 実は私には80歳を少し超えた従弟が郷里に健在です。この方とほぼ同じ年恰好になります。
 ふと思いたって電話しました。 
 今でも社会に対する自己犠牲的な活動を献身的に続けています。
 その話を実に生き生きと、いささかも驕ることなく話します。
 幼い時に戦争を体験し、戦後の厳しい社会状況を潜り抜けて、その中で自己の信念を形成し・実現してきた世代の「骨がらみの思い」を感じます。

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 私に欠けるのはその「骨がらみの思い」です。
 
 

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 亡くなった父たちにも感じたものです。

 もっともっとこうした方々に出会いたいものと思っています。

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  1. 2016/11/07(月) 00:00:09|
  2. お店
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素敵な人たちと   by 蒼樹   いや~ 世界は広い ギャラリー高野さん Ⅰ

「ギャラリー高野では、木版画などのアート作品や、オリジナルポチ袋、一筆箋、ポストカードなどを取り扱っております。」

お店のHPにはこう書かれていますが、とてもとてもその範囲に収まらないとてつもなく深く大きなギャラリーです。(勿論、お店の面積や地下室についていっているのではありません。)

「大正14年から京都で美術出版を営む創業家の自宅の一部を解放した小さなスペース。」だと紹介されています。

ご主人は私より10歳ばかり年長の方です。

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 この方は美術出版を受け継いでこられた方ですから、古美術から大正ロマン、古径や松篁などなどの数々の収集があります。

 私が哲学の道を自転車を押しながら散策している途中に、ふと久しぶりに立ち寄ったギャラリーです。以前立ち寄ったのは、もうずいぶん前のことになります。
 ギャラリーの前で少し愚図愚図している私を笑顔で迎え入れてくれたのがご主人でした。

 そのご主人がお店に飾られた絵について丁寧に説明をしてくれるのです。

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 このお店にはたくさんの外国からのお客さんが立ち寄られるのだそうで、100に近い国からのお客さんが来ただろうとのことでした。
 お客さんが立ち寄ると、なんという国から来たのか、その国の言葉で「ありがとう」はどういうのかなどと話しかけて、また美術について親しく話すのだそうです。
 お顔は実に楽しそうです。

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 私は芸術(絵画)について素養がありませんから頓珍漢なやり取りになっていたのではないかと思うのですが、よいと感じたものはそういい、感じたことは言葉にするようにしています。
 それでご主人はとても歓迎してくださって、次から次へと名作・秀作を出して見せてくださったのです。
 本物と印刷(相当気合の入った美術書専門の印刷会社のものです)を並べて見せてくれることさえしてくれました。
 ご主人が元美術出版をされていたからこそでしょう。

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 手刷りの版画の作品の見事さに改めて感銘を受けました。
 摺師の力はすごいものです。色といい、線といい、グラデーションの表情と言い、現代技術の印刷でも到底及びません。

 本物の一枚一枚を手にとって目の前10センチで見せていただけるのは、こうしたお店だからこそです。
 美術館ではこうはいきません。
 むろん手指の油が付いたり、息がかからないようにフィルムのなかにはいっているのですが。
 線の擦れや揺らぎに至るまで食い入るように見せていただけました。

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  1. 2016/11/06(日) 00:00:44|
  2. お店
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素敵な人たちと     新装開店・・・・ Verjus

 京都左京区の岡崎公園。
 京都市立美術館や国立近代美術館がある。
 都メッセという産業振興のための建物もあり、そこでは職人さんたちの実演や舞妓さんの踊りなども見られる。

 そこから帰るときにはよくこのお店の前を通る。
 フランス料理を修行したお店のマスターは、…私の好みでいうと…「焼」の感性がすごい。

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 今年に入ってお店を改装され、待ちかねた今月20日に新装開店となった。
 北区にあって30年以上通ったお店が、最近の私の生活圏の変化によって少しずれてしまったために「おいしいものが食べられない。」状態が続いていた。
 それを救ってくれたお店の一つ。

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 私がお店に立ち寄るのはいつも昼食時を幾分過ぎたころ。
 それで比較的お客さんが少ない時間帯なので、ついお話を伺うことに。

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 私は小遣いが厳しく制限されている状態なので、いつもメニューの大半を我慢しなければならないのが辛いのですが・・・・。

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 肉料理ではソースが重要な役割を果たすのは論を待ちませんが、欠くことができないのが「焼き」の具合です。  
 初めてこのお店で食事をした時にその焼き具合が私の舌を大いに喜ばせてくれたので、つい厨房の奥のご主人に声をかけたのです。

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 以来、私のぶしつけな質問にも快く答えていただき、楽しい食事のひと時をいただいているのです。

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 私は料理の写真を撮ってご紹介する趣味を持ちませんので、やはり、この写真です。
 これからもおいしお料理をよろしく。

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  1. 2015/03/24(火) 00:01:09|
  2. お店
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素敵な人たちと    「『昭和』のおもちゃ」たち  Ⅱ

 
 おもちゃの作られ方にも「戦後70年の間に変化があるように思います。」

 そういって、私の年齢を聞いて・・・「一番いい時代でしたね。」


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「トキワ荘」に集った漫画家たちが、単に売れるというだけではなくて子供たちによい漫画を届けたいと夢中で作品づくりに取り組んだのと同じ心が、50年代、60年代のおもちゃ作りには流れていたように、私も思います。
 作り手の気持ちを感じるので「集めちゃうんですね。」と。

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 ここで口の右側に舌を「ペロッと」出しているペコちゃんと、左側に出しているペコちゃんを見ました。
 どちらが「本家」だと思いますか?

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 鉄人28号、ペコちゃん、ウルトマン、などなど。
 琺瑯の宣伝看板、珍しい郵便ポスト、・・・・。  見飽きませんねぇ。

 今度の東京オリンピックを前に前回の東京オリンピックを振り返る機運が盛り上がっています。そんな流れの中で60年代が懐かしがられる風潮もあるのだそうです。
 その勢いで『昭和』はよかったとひとくくりにならないように願いたいものです。
 60年代の前と後とでは日本は大きく変わりましたね。 何を得て、何を失ったのか。得たものの何がよかったのか、失ったものはすべて良いものだったのか。
 理性的吟味がないと「連綿たる皇統」を持つのが日本のアイデンティティだなんて時代錯誤がはびこります。

 それにしても新年早々にこの方にお会いできたことも大きな収穫でした。

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  おもちゃを集め、この店を開いたことが「家族の新しい結びつきを作った」とおっしゃっていましたが、それはこの方が本気だったからに違いありません。

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 古物商は物を見る目と相場感覚がなくてはなりません。ですが、世間の見る目、相場をキチンを理解しながらも独自の世界観を持たねば、また魅力あるお店を作れない世界なのかなあと思いました。
 その点で、写真も同じかなと。

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 このお店は三条商店街の東の端のほうにあります。

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 今度は妹さん…素敵な笑顔の方です・・・を撮りに出かけます。
 よろしく。

  1. 2015/01/20(火) 00:00:04|
  2. お店
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プロフィール

Author:soujyu2
 人はいろいろな場所で様々な思いを抱いて頑張っています。そんな人々の素敵な表情を追いかけてみようと思います。
 「素敵な人たちと」の出会いが私をワクワクさせます。

People hold various thoughts and are doing their best at various places.
I think that I will pursue such people's great expression.
Encounter of "nice people"
excites me.


 大変恐縮ですが、無理をお願いして撮らせていただいている写真です。ご本人のためにも無断でのコピー、転載は固くお断りします。

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