いろいろな経歴を経て、ここに至っているんだそうですが、「物を作るのはもともと好きで・・。」

私が写真を撮りに行くと、たまたま前日に夜更かしや徹夜をしていることが多くて、撮られる側としては不本意な状態なんだそうですが・・・・。

コーヒーを入れていただき、私もごちそうになりました。
あまり広くない部屋で、椅子に掛けて向き合ていますから、近すぎて、どうも・・・・。

今日はこの後、お店に作品のを出されている作家さんが来られる予定とのこと。
それまでお時間をいただきます。

手作り市ではお客さん越しに撮らせていただいたり、望遠レンズで遠くからとったりしていますので、こうして正面から撮ると、こちらもちょっと照れます。
でも、せっかくですからちょっと図々しく。

そんな大きなレンズに迫られると、どうしたらいいのか・・・・、と。
そうでしょうねぇ。もし私が逆の立場なら・・・・、なんて話していると、この方に撮られたりして。
むろんお見せできませんが。


お店は開店しても、引き続き手作り市にも出店するようです。
またぜひお会いしに行きたいと思います。
- 2015/01/11(日) 00:00:24|
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昨年12月、お店を開かれました。
アクセサリーなどを展示販売する一方でリラクゼイションのコーナーもあります。

開店にこぎつけるまでにいろいろなことがあったようですが、自分自ら内装などの「大工仕事」をしたのだそうです。
夜遅くまで「一人で」照明ををつけて作業をしていたこともあったそうで、ご近所の人たちが「どんな店になるんだろう。」「だんだんできてくるなあ。」と噂をしていたそうです。

私はこの方に知恩寺の手作り市ではじめてお目にかかったのですが、「出店のための商品作りが間に合わなくて徹夜しちゃった。」とあっけらかんと言っていました。
どうも相当な頑張り屋さんのようです。

京都造形大学が近くにあり、なかなか地の利の良い立地です。
若い学生も近所の熟年ご夫婦も、すでに開店以前から立ち寄っていろいろ話していかれたようです。
この人には人をとらえて離さないとことがあるようです。

私はプレ・オープン日の一日後にお邪魔しました。
この方の「つもり」としてはまだお店は完成・開店していないのだそうです。
「作業しているうちに、どんどんやりたいことが増えてしまって・・・・。」と、いい意味でのどん欲な一面を見せます。

このお店にはこの方の作品だけではなくて、ほかの方たちの作品も置かれています。
それが乱雑感なく並べられているところにこの方のセンスが発揮されているのでしょう。

「率直な感想を聞かせてください。何か変えたほうがいいような点がありますか?」
この人には率直に意見を言える雰囲気があります。 得な性分ですね。
「男性にもお店に入ってきてほしいんです。」とおっしゃるので
「じゃあ、入り口付近にあまりピンクの色があふれるのは男性的にはどうかな?・・・。」などと遠慮なく。
今回の、この一枚でしょうか。

この方美人なんですが、あまり美人然とされませんから、お客さんは入りやすいし話しやすいと思います。
- 2015/01/10(土) 00:05:00|
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私が手作り市に出かける楽しみの一つは「才能」に触れることです。
大芸術家の超級の才能ばかりが才能じゃないと思うのです。
この人の才能も見るべきものだと私は思いました。

この方には、すでに植物園で開かれた手作り市で一度お会いしているのです。
その時にも「これは大したものだなあ」と思って少しだけお話はしたのです。
で、この人も私のことを「え~、確かあの時の。」と覚えてくれていました。

カモノハシやらクジラやら、あるいは猫や犬やウサギなどが作られているのですが、それが木を削った部分と金属(真鍮が多いでしょうか)の組み合わせで絶妙に作られているんです。

そういう組み合わせというアイディアだけで売ろうとしているんじゃなくて、その動物を、その魅力を表現する形で見事にリアルに造形しているんです。
木材の選択にも工夫がみられて、ますますいい感じになっています。でもそれは超リアルを目指しているんではないようで、そのちょっとしたゆるさが動物たちの愛嬌になっています。

このお客さんは、どうもリピーターの方のようであらかじめ注目していた作品について話しているようです。
アイパッドで過去の作品や、ここには見つからないらしい作品についても話しています。
便利ですね。
この帽子に着いたコウモリ、なかなかの出来だと思いますがいかがでしょうか。

ご覧のように、今私は同じ場所から続けて何カットも撮っています。
通り過ぎる方の中に「あの人、あんな風に写真を撮っているけど、いいのかしら。」といった心配顔がありました。
まずいですね。そういう不審を抱かせてしまうのは。
勿論、事前にお断りして承諾していただいています。
「でも緊張してしまうから、『私が知らないうちに遠くから撮って』ください。」という『 』の部分が問題なのですね。
もっともこのときお話に夢中のこの人を人の肩越しに1メートル半ほどのところから撮らせてもらっているんですが、それもやっぱり覗き込むようになっていますから、事情をご存じない親切な方から見れば・・・・。

両サイドのお店の方のご理解がなければこういうアングルも難しい・・・・。

この手作り市で、本年中にお会いするのが最後という出展者の方もあって、「よいお年をお迎えください。」のご挨拶を交わした方も幾人かおられました。
今年もあと二日ですね。
- 2014/12/29(月) 00:00:09|
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兵庫県からの出店だそうです。
そして東京にも・・・・。
こういう若い方の旺盛なエネルギーと積極性にはいつものことながら大いに鞭撻されます。

全国各地で個展をして回るようなものですからね。
私は思わず「ペーパー・フェチ」だね。なんて言ってしまいましたが、とにかく紙が好きなんだそうです。
紙の専門店に行って紙に囲まれていると、一日が気付かないうちに過ぎるといいます。
その紙好きが高じて、紙でのアクセサリー作りです。

紙では壊れやすいのではと思うのは通常のことですよね。
勿論、表面を加工して強化してありますから日常的な加圧では壊れないし、耐水性もあるとのことでした。
何といっても軽いです。 また紙特有の発色の良さがあります。ハート形や円形の紙を半分に折って、その半分と背中合わせにもう一枚を接着剤で貼り、さらにもう一枚の半分を張るという風にして、雪洞のような形を作っています。

小さいせいもありますし、紙ですから厚みも薄くてかわいらしい感じが出ています。
若い女性がひっきりなしに立ち止まります。

私のようなむさくるしいものが立っていたら売り上げが落ちます。
「大丈夫ですよ。」とほほ笑んでくれるのですが。

ここは木の枝のトンネルが長く続く場所です。
そして、ここはたまたま少しそのトンネルの屋根がまばらになっていて木漏れ日がさします。その光が効果的に刺したところを撮ろうと何度も試み何度も失敗しました。
上空の風と雲がいたずらするからです。
しかも白いシャツですしね。

光がさすと、この方の表情が一層明るくチャーミング(日本的英語の意味で)になります。

- 2014/10/11(土) 00:04:22|
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智恩寺(百万遍)の手作り市は京都の手作り市の中でも最もメジャーなもののひとつ。
せっかく京都に遊びに行くのなら15日の智恩寺の手づく市に合わせようと日程を組む方も多いと聞きます。
出展者もお客さんも京都以外の他府県の方が相当多くなってきたように見かけます。
このところ数回は悪天候に見舞われた智恩寺手作り市も、今回は「ちょっと暑いねぇ。」という声が聞かれるほど好天に恵まれました。
ところで、常々思うのですが、商品はもちろんお店の商品の並べ方や造作が出展者の外見や人柄にとても符合しているのです。

当たり前といえば当たり前なのでしょうが。
この方はアクセサリーを販売されています。
この手作り市には3回連続で抽選に当たって出店されているそうです。
その3回は、天候不順などで私は「欠席」だったり、足早に帰った時でした。
ですので初めてお目にかかります。

このごろでは出店の抽選はかなり難関になっているようですから、「次回は駄目かなあ。」などと気弱なことをおっしゃっていました。
が、近々路面店も出されるとのことでそちらの準備も忙しそうですから、それもよいのでは。

アクセサリーは明るい華やかな感じのもので、「どうぞ手に取ってみてください。」と促されても、私としては戸惑ってしまうばかりで、「どなたかへのプレゼントにいかがですか?」と、・・・・。
う~ん。

(きたない眼隠しになってしまってごめんなさい。)
出店準備などで昨晩は寝られていないということで、「写真はどうしようかなあ。」とおっしゃっていましたが。
次回の出店の保証もないことから? まあ仕方ありませんね、ということになって。
とは言っても必ず応募はされるようで。

カメラを意識すると「つい目をつぶってしまうんで、そんな写真ばかりなんです。」
そういう方、結構多いんですよね。
向き合って撮るとなぜか私のシャッター押しと同調されてしまう方もいます。
それでタイミングはずしの撮り方もちょっと工夫をするようになって・・・。

昼時でしかも逆光ですから、うまく反射光を探さないと。

初めてお目にかかってもなぜか話がはずむ方もいれば、そうでない方も無論おられます。

その違いはなんなんでしょうねぇ。
- 2014/09/21(日) 00:00:08|
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