素敵な人たちと

素敵な人たちと一緒に素敵な写真を撮ります。 なお写真のコピーはご遠慮ください。

素敵な人たちと  by 蒼樹  仏像を彫る   Ⅰ

写真展のお知らせ:先に行われた「清水寺 世界友愛 100本のトランペット」の写真展があります。 時:7月21日(土)~29日(日) 12:00~19:00  最終日は18:00まで 所:高瀬川四季AIR(木屋町仏光寺、高瀬川西岸)・・・・四条河原町を東に行くと鴨川に行くまでに高瀬川があります。その東岸が木屋町通りです。その通りを南に、つまり川の下流方向に「下がり」ますと、ごく小さな橋をすべて数えて五つ目が仏光寺橋です。その橋の下流側に石段で川面に近づけますが、そこに降りて左手前方を見るとギャラリーが見えるはずです。四条河原町から歩いて7分と言われていますが、知らないで歩くと、どうでしょうか?)   写真撮影者:不肖わたくしめでございます。 全日在廊のつもりではありますが、期間が長いのであるいは撮影に逃げるかもしれません。その恐れは多分・十分にございます。そんな気配があればあらかじめお知らせするつもりです。 ご用とお急ぎのない方、ぜひご高覧あれ。


 もう何年前になるでしょう。仏師の高橋さんにお会いしたのは。
 長く私のブログを見ていただいている方にはお馴染みの方です。
 
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 高橋さん自身が写真も撮られ、カメラにもレンズにも詳しいということをよいことにして随分不躾な甘え方をしています。
 時には「新しいレンズを手に入れましたので試し撮りさせてください。」などと随分図々しいことをしてきました。
 こういう言い方は語弊があると思うのですが、練習するにもよいモデルがいないとダメなんです。
 練習というのは単に光をどうつかむかとか構図をどうするのかなどというようなことではなくて、どういう呼吸で撮るのか、どういう空気を掴むのかという事ですから、その方自身に精神性の高さや気持ちの充実がないと、登る山として不足だということになります。

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 その点で高橋さんはこの上ないモデルなんです。

 ただ、心しなくてはいけないことがあって、こうしてモノクロで高橋さんの集中した仕事を撮っていると、、何だか自分の力でよい写真が撮れたという気分になること、そのことです。 

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 100本のトランペットの時にもそれは感じましたが、高橋さんの場合はそれ以上です。
 
 じつは、どういう訳か、来年の私の運命が少しだけずれて、個展会場が変わったのです。

 清水寺の成就院から経堂へと。 これが写真展示の上では相当な変化になるのです。

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 私の主観としては、これまで地方大会で1回戦かせいぜい2回戦を勝てばよくやったという様な学校が突然「目指せベストフォー」という課題に面食らっていたのに、更に甲子園で一勝を!と言われるようなものです。

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 それで、「来年6月21日に向けて『これなら!』という写真一枚を撮るために、この一年お付き合いいただけませんか?」とお願いしたわけです。
 
 釈迦三尊像の前に、仏師の写真を・・・という構想です。
 (ただ、この個展が「音楽の祭日」の流れで実現するものなので、音楽で行くという計画も依然として有力なんですが。)


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  1. 2018/07/15(日) 00:00:16|
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素敵な人たちと   by 蒼樹 MOON FOLKS さん   Ⅰ

 私が手作り市に行くときには、個性的でユニークな作品を探します。
 アクセサリーなどは、購入予定がないのは無論ですが、身につけてどうだということが分かるわけでもありません。
 けれどそれをできるだけ「作品」として見た時に制作者の個性が際立っているか、主張があるかなどを見ます。

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 こうしたアクセサリーでは男性には思いもつかないなあというものがあって、女性理解につながります(?)

 この方のお店の前を通るときに「オッ!これはちょっと違った感性だなあ!」と感じました。
 日本人の感性というよりも、中国系だなと・・・・・。

 豈はからんや、この方は香港出身だそうです。

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 「この絵は私が描きました。」とまず絵の方を紹介してくれました。
 元来は絵を学び描いておられたのだそうです。
 そのお話の日本語を聞いて、制作物に見える感性が「やはり、そうか。」と。

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京都の手作り市には今日がデビューだそうです。
伴侶を得られて来日、これまでは関東にお住まいだったそうです。

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たまたまこのお客さんは、中国語を使う方でしたので、ずいぶん楽しそうでした。

その気持ち、よく分かる気がします。
外国で出会う同国人は、なぜか一層親しみを感じますね。皆さんのご経験があるでしょう。

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 後ろで夫君が盛んに京都研究をされていました。
 というのも今春、関東から関西に来たばかりなんだそうです。
 それで京都の事もよく分からなくて・・・ということで分厚な京都案内の本を紐解いておられました。

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  1. 2018/07/11(水) 00:00:26|
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素敵な人たちと   by 蒼樹    水墨画の力    Ⅰ

 水墨画の作家さんです。
 宮本沙海さんと言って、既に相当の実績のある方のようです。
 私の後にギャラリーに入ってこられた方が、テーブルに墨や筆のあるのを見て「ここで描かれるのですか?」と尋ねられて、「今、紙を買いに行ってもらっているところです。」とのこと。

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 実は直前まで色紙に描いておられたのですが、ある方に頼まれたものをお描きになるという事で私も待っていたのです。
 そこへ「買ってきましたよ。」と紙が届きました。

 「実は私はお描きになるところを写真に撮らせていただこうと待っていたんです。」と「告白」しますと、「写真を撮るんだそうだ。」と少しももったいぶらずに了解していただけました。

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  「Eureka!」  アルキメデスが物体にはそれぞれの比重があることを突き止めた時に叫んだことで有名な言葉です。彼はその発見の喜びで風呂から飛び出し裸のまま街を走ったそうですが、自然や人生の深奥の真理を発見することは、実に大きな感動を伴う事でしょう。

 沙海さんが「Eureka!」と叫んだというわけではないのですが、長谷川等伯の「松林図」は「雪山松林図」とでもいうべきものだということに気付かれた時にも啓示を受けたような身震いがしたのではないかなと想像します。
 
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 テレビ番組で東大や京大を出たタレントたちのものしりぶりが面白おかしく演出されていますが、東大や京大を出て「物知りであること」をタレントの粋であるかのように扱われて喜々としている時点で、価値はないなあと思います。
 彼らが果たして「Eureka」と叫びたくなるような知的な活動をしたのか、聞いてみたいものです。

 まあ難し数学の入学試験模擬問題を解けたときなどには、そう叫んだかもしれませんがね。

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 と、話は変わりますが、
 「京都の紙は、どうもキレがないなあ。」とおっしゃりながら描いておられました。
 たまたま購入された紙が、うまく墨を吸ってボケが広がらないようです。
 やはりご自身の表現にかなった紙や墨、筆が必要なんですね。それはそうだと思います。
 そのために紙を求めて幾千里という事もあるのですし、自らの用にかなうように職人に漉いてもらうようなこともままあるのですから・・・・。


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 今、ブドウを描かれていますが、「水彩絵の具はホルベインがいい。」とつぶやいておられました。
 写真は少し明るすぎてブドウの色も青く鮮やかですが、実際は少し紺にふれた渋さのある色のような気がしました。

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 ご覧のような筆の持ち方で、ブドウの一粒はいわば「一筆」で描かれます。幾度も筆を重ねて形を作っていったり塗り重ねるようなことはほぼ見られません。
 形は既にすっかり手の内にあるような描き方です。ですから粒の生命力というか生(せい)の鮮やかさというようなものが表現されるように思えました。

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  1. 2018/06/11(月) 00:00:53|
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素敵な人たちと   by  蒼樹     久しぶりに植物園を歩く    Ⅱ

 バラ園に立ち寄った時に「以前、この植物園で蜂に刺されたことがあるので・・・・。」と腰が引けておっかなびっくりでした。
 藤やバラには蜂がよく飛んでいますからね。
 気を付けないと。
 蜂に刺された時には「アロエをぬってもらいました。植物園のアロエでした。」だそうです。


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 植物園にはたくさんの来場者がいます。
 こんな晴れた日には緑に囲まれた空間は気持ちがいいですからね。

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 かつてここの入場料は「60歳以上無料」だったんですが、やがて65歳以上となり、それが今や70歳以上。
 私はついにその恩恵を受けられないまま、そのゴールテープが遠ざかるのをずっと追いかけてきているわけです。

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 どうも年金制度の改悪とか、賃金の引き下げとかは、どんどん向こうから勝手に近づいてきて適用されてきたのにです。
 合わせれば二重の苦ですね。文字通り「踏んだり蹴ったり」です。

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 しかし、弧状列島社会史的に言えば、歴史上かつてなかった・・・・どういう風に「かつてなかった」のかと言うことが肝心なんですが・・・・・「老年期」が現出しているわけですから、それが斯く現れてきた歴史的意味を自覚していきたいものです。
 こういうことをもっともっと社会学者たちが世に問題提起すべきなのに、財布の中身をいかに「ナチスのようにうまく」すり取るかという問題意識でしか「高齢化社会」は考えられていないようです。

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 とういうことはさておいて、この人はこうして写真の相手をしてもらいながらいろいろ近況を話してくれています。
 仕事のことなどは、現代の企業での生の話ですからとても興味を引かれます。
 私のようなリタイア組は「以前は・・・。」という話になりがちで、次第に「今」とはずれていきがちですから有難いことです。
 
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 先日も7,8年前に日本がGDPで中国に抜かれて世界3位になったことで人々は驚いたわけですが、今やGDPで見れば中国:日本=2.4:1ですからね。多少追い抜かれてはいるけれど・・・・なんて水準じゃないんです。
 一人当たりGDP では日本が世界25位で、中国に74位をはるかに差をつけていますが、追い抜かれたばかりの時には10倍くらいだったのに、今では4.5倍でしかありません。
 (世界25位でしかない先進国なんですね。アベノミクスってどうなの?)
 そういう「今」を知らないと、的外れの思い込みで議論してしまいますから剣呑です。

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 そういう意味でもこうした若者と話す機会があると嬉しいですよね。

 何より心が和みます。
 しかも、写真を撮ってご機嫌ですし。
 ありがとう。

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  1. 2018/05/18(金) 00:00:37|
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素敵な人たちと   by 蒼樹   日本画・長谷川透氏    Ⅱ

 この写真では長谷川氏は「龍体」を描かれています。
 日本画を描かれる方の中には好んで龍を描かれる方がおられますが、何故、架空の存在を主題に選ぶのでしょうね。
 写真はないものを撮れませんから、発想がずいぶん違うのだろうと思いますが。

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 龍は中国でも書かれていますし、その源流は中東にあるらしいのです。西に流れてドラゴンになるのでしょうか。
 中国の龍と日本の龍とは違うものだとお話になっていました。

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 まあ、それはそうでしょうねぇ。
 中国の龍は皇帝を象徴し、皇帝の衣服にも龍の刺繍が施されています。 皇帝の色である「黄」を皇帝以外のものが使えないように、「皇」の字を使えないのと同じように、龍を皇帝以外が使えないのが中国であり、中国の勢力範囲です。中国皇帝は周辺の蛮夷の王にその地の支配権を認める代わりに朝貢をさせました。(冊封体制)

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 圧倒的に京大の中国皇帝の支配下にはいって冊封されることが周囲の王たちにとって死活の事でした。
 ですから倭の有力者たちも競って「漢委奴国王」や「親魏倭王」の称号を得ようとしたのですね。
 歴史上有名な「遣隋使」が持参した倭の王の親書の中で「日出づるところの天子、日没するところの天子に書を致す」などと言うようなことは国内情報操作としてはあり得ても、現実の外交文書としてはにわかに信じがたいわけです。

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 まして「天皇」と表記するようなことはわざわざ外交交渉を失敗させるためにするような愚行ですから、「天皇」ではなくて「すめらみこと」と自称したというのがせいぜいのところでしょう。
 今の安倍政権でもそうですが「トランプ大統領と親密に会談した」と発表したからといって言葉通りの事実かどうかはひとまず疑う必要があります。政権側の言辞というものはえてしてそういうものです。北朝鮮の発する言葉も国内向けと対外的なものととの両方を使い分けているのをしっかり見極める必要があります。

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 日本の「王」・・・国内的にどのように自称しているかは別にして…対中国では、黄色は使えませんし勿論、龍を自らの象徴にはできないわけで、中国文化に憧れて龍を取り入れたとしてもいろいろな工夫が必要になるのは明瞭なことです。
 それを日本では生きた人間である皇帝の象徴としてではなくて・・・と、何か超自然的なものを象徴したから、中国の龍<日本の龍だとするのは少々身びいき過ぎるように思います。

 ・・・と、話がおかしな方に進んでしまいましたが、こうした架空のものにその国の人々の文化の中でいろいろな思いや事実を込めて語り継がれ描かれ継がれてきたのですから、今日的な思いなりメッセージを体現するものとして再生することには大いに意味もありそうですし、興味もありますね。

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  1. 2018/05/09(水) 00:00:20|
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プロフィール

soujyu2

Author:soujyu2
 人はいろいろな場所で様々な思いを抱いて頑張っています。そんな人々の素敵な表情を追いかけてみようと思います。
 「素敵な人たちと」の出会いが私をワクワクさせます。

People hold various thoughts and are doing their best at various places.
I think that I will pursue such people's great expression.
Encounter of "nice people"
excites me.


 大変恐縮ですが、無理をお願いして撮らせていただいている写真です。ご本人のためにも無断でのコピー、転載は固くお断りします。

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