正月の風情も年々歳々変わっていきます。
変わらなければ新しい需要が起こらない、つまりはビジネスチャンスが生まれない。景気が良くならない・・。そういう論理で様々なものが消えていきます。
それでいて「日本の美しさ」「日本精神」などいうことを言っても虚しく感じます。
変な所に「サムライ」だ、「ナデシコ」だといっても、それは逆に私にはみょうちきりんに感じられます。むしろ胡散臭ささえ。
日本文化が日増しに軽薄になっているように思えてなりません。

でもこのような花瓶を作り、愛でる精神がまだ日本にはあります。
「日本に京都があってよかった」、本当にそう言える京都であってほしいと思いますし、京都を単なる博物館、映画の書き割り・セットにしないで、広く日本全体と浸潤し合える、活きた京都であってほしいと思います。

ちらし寿司です。
酢飯の上に錦糸卵、筍、シイタケなどをのせています。

「おにいさん、写真と撮っていいかな?」・・・。人に呼び掛けるのに「おにいさん」といってしまえる歳になりました。
「ヘイ、ミスター」とも言えませんが、てんぷらの職人さんに対してもそうでしたが、いつも呼び掛けの言葉に困ります。
「おじさん」「大将」「ご主人」・・・。対人関係を作るための呼び掛けの言葉に困っています。
女性に対してはなおさらです。

テレビで流れている「たまりません」という例のあの言葉がよぎります。

これからお正月に向けて忙しいのでしょうねぇ。

料理人てなんだか魅力的です。

テーマ:ある日の風景や景色 - ジャンル:写真
- 2012/12/15(土) 12:08:45|
- 絵画
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
お正月 料理も 年々 変わっている様に感じます
時代の流れでしょうか
本当に 呼び方って 難しいですね
相手にとって 喜んでもられるような 呼び方を
考えて呼んでおりますが・・・とって付けたような呼び方は 避けますね。
- 2012/12/15(土) 21:30:17 |
- URL |
- トマトの夢3 #-
- [ 編集 ]
> お正月 料理も 年々 変わっている様に感じます
> 時代の流れでしょうか
「年を越せた」ということに対する人々の感慨もまた変化しているのでしょうね。
正月を「楽しむとき」という受け止め方をする人々が大半を占めるようになってきていることもお節や正月の過ごし方の変化につながっているのではないかと思います。
- 2012/12/16(日) 12:38:02 |
- URL |
- soujyu2 #-
- [ 編集 ]