円筒形の分離器の中にたっぷりととられた蜜を、販売用の容器に移します。
ネットで不純物や巣のかけらを濾しとるだけですから、薄めてもいなければ添加物もありません。
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この小さな小屋が作業場兼住居です。
移動生活です。蜂たちの箱とともにトラックで移動するのでしょうから家はもちろんのこと、家具なども大きいものを持つことはできません。
組み立て式の小屋なんでしょう。上の写真の左手前の青年は息子さんのようです。どんな暮らしぶりなんでしょうか。
蜜は、こうして光に透かして見ると、琥珀のような光沢でたっぷりとした粘性があり、見事です。
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下の写真は、同僚が「ローヤルゼリーが欲しい。」というので、それを瓶に集めているところです。
やはり少々お高いようですが、・・。
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5本まとめて買うから「安くならないか?」と交渉すると、「この地域で価格は約束しているから、単価を下げることはできない。その代わりに今集めた蜜が残っているから、それを付けよう。」と7割方入ったもう一本をつけてくれました。
最後にふたを閉める前に点検です。丁寧に巣のかけらなどを取り除いて・・・。
光の当たり方で色が違って見えますが、ずいぶん深い色です。
帰って部屋の中に容器を置いて自然光で見ると、右の2本の中間の色に見えます。

私はその5本のうちの一本を手に入れて、毎朝トーストに塗っています。肉を焼くときにもちょっと使ってみました。大満足の蜂蜜でした。
テーマ:写真日記 - ジャンル:写真
- 2012/06/19(火) 00:14:25|
- 瀋陽
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うす暗い部屋の中で光を通した蜂蜜は、至福の色ですね。
ローヤルゼリーを瓶に移している写真に惹かれました。なんでしょう。構図?光の加減?被写体となっている人の表情?全部合わさってでしょうね。
- 2012/06/20(水) 16:16:57 |
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- Shin-Lu #-
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味は濃厚でむせるほどです。近くにお住まいならお分けしたいぐらいです。でもここは瀋陽ですし。
「惹かれる」写真が一枚でもあれば、うれしい限りです。
中国に来てコンパクトカメラではないことを悔やんでみたり、一眼でよかったと思ったり。まあどちらも必要なんでしょうね。こちらに来る直前にお得でよいコンパクトカメラ見つけていたんですが、ファインダーがなくて断念してきたのです。 ファインダーを別につけるとカメラ本体と変わらないほどの値段なんです。でも、これ見よがしのカメラは名刺代わりに役立ちます。
- 2012/06/21(木) 08:59:59 |
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- soujyu2 #-
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