先日、私の海外行きを「送ってやろう」ということで誘っていただき、ある「小粋」なお店に出かけました。
そこである人にお会いしていろいろお話を伺いました。その方は初対面の方です。こんな方です。
もし仮にどこかの飲み屋さんでカウンターの席がこの方と隣り合ったらどうでしょう。私などは持ってもいない携帯電話が鳴って私を呼び出してくれることを切に願ってしまいます。

それにしてもなぜこんな方に再会しようなんて思ってしまったかなあ。
「あんた、写真撮るの得意になってるんやそうやな。どや、ワシを撮らんンか?! 上手く撮ったら小遣いやるで。」

なんて、脅されたのではもちろんありません!
私が「写真撮らせてもらいますよ。決めましたからね。」と言って押しかけたのは・・。

お分かりでしょ?! それにしてもこの方、何もんやとお思いですか?
いえ、後ろの武田鉄也さんのことを聞いているのではありませんよ。

どうです、この邪気のないお顔。もう一度一枚目の写真と見比べていただきたい。

「ワシの仕事?! いえ私が何者かですって?!」

「私は画工(えかき)なんですよ。」
いやぁ~、さすがにプロです。先ほどの写真からの落差が大きい!!
実はこの方、殿村栄一さんといって絵を描いて25年の「画工」さんなのです。画家と書かないで「画工」とかいて「えかき」と読ませているところに魅力的なこだわりを感じます。

今月の31日(土)まで今出川七本松を西に入った・・・この辺りは上七軒という花街なのですが・・・路地にある隈本文次郎商店というこれまたユニークなお店の2階ギャラリーで個展をされている方なのです。
- 2012/03/25(日) 00:02:41|
- 絵画
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顔つきにメリハリがあるということはそれだけ内面に振れ幅があるということなんでしょうね。心が大きく動く人ほど繊細で大胆なのかもしれません。
- 2012/03/25(日) 21:25:05 |
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- soujyu2 #-
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