この人は木工を学びにお隣の国から来た人です。
こうした工芸、又伝統工芸の分野にも東アジア、東南アジアなどの国々から留学生が来ています。
以前、ブータンから国王の援助で学びに来たという大変意気高く熱心な木工を学ぶ学生にもここで会ったことがありました。

2年の課程だそうで「とても早く時間が過ぎました。」
既に終了作品は提出ていて、もう少しだけ授業はあるものの修了制作展と卒業式を待つだけだそうです。

材料選びや木の性質の学習もするのだそうで、街の材木店に出かけて買うこともあるのだそうです。
「はじめは道具を研ぐことから始まりました。そして少しづつ道具が増えました。」

こうした木工の仕事は先ほどの材料選びから仕上げまで一人で全てを成し遂げるのでとてもやりがいがあるのだと言っていました。
そして面白いと。
そうでしょうね。

既に就職も決まっているんだそうです。
上の写真と下の写真。 鑿で削る指先を比べてみてください。

短い時間でしたが良い先生たちに指導していただき沢山のことを学べましたと、充実した2年間を振り返します。

- 2020/01/23(木) 00:00:13|
- 工芸
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こんにちは、写真ありがとうございます!素敵な人たちの写真も素晴らしいです。
- 2020/01/24(金) 08:22:31 |
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- 李智映 #-
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修了間近ですね。
あなたをはじめモノづくりに励む若くて伸びていこうとする人たちの姿を見るのはとても楽しみです。就職してからもどんどん学んで良いモノづくりの担い手になってください。
- 2020/01/24(金) 11:23:56 |
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- soujyu2 #-
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