今度の個展に向けて撮らせてもらいました。
いろいろロケーションを考えましたが、最大の難事は、屋外で音を出せる場所がほとんどないという事でした。
京都とはそういう街です。やだなあ。
実際に演奏をしてもらいながら撮りたかったのです。そうでないとやはり音楽の魅力というかプレーヤーの様子が伝わりません。
楽器が単なる小道具になってしまいます。
でも音が出せるところと言えば鴨川くらいしか思いつかなくて、それでは今回のイメージとは違ってしまうので、音出しは断念。

前回撮らせてもらってからどれくらい時間が流れたでしょう。
2年余り?3年近いのでしょうか。
いろいろ演奏の機会を得られているようで、レッスンも含めて忙しそうです。

素敵な服を着て来てくれました。
ちょっと注文は出しましたが、いろいろ準備してくれました。

あるカメラ店に「レンズを換えれば世界が変わる」(?)と垂れ幕にありました。
ごもっとも。おっしゃる通り。 その通り。
でもレズは、いやレンズも高価!!
金属の光沢と石の壁のトーンの違い。
画面の中で生かしたいですね。
その中に柔らかな肌の感触。

・・・・う~ん、私もなかなか言うじゃないですか。 言うだけなら誰でもいえるという声が聞こえそうですが。

カラーもいいけどモノクロもね。

色を画面の中でコントロールするのは難しいですね。
それだけに私の場合はモノクロに逃げているという面がないとは言えません。が、しかし、モノクロの魅力もまた豊かです。

昨日個展が終わりました。
写真を下ろして荷物を自動車に積み込むと「もう終わったのだなあ。」という感慨が広がります。
個展ではブログで見ていただくのとも写真ファイルで見ていただくのとも全く違った状況で見ていただくので、もっと多くの方に見ていただきたかったのですが来場者の数は存外少なかったです。
若い素敵な女性たちの写真はいずれもそれぞれに魅力ゆえに支持者があり、また全体としても好評でした。
あるフォトマヌカンをしてくれた人はお母さんと一緒に来場されて、そのお母さんはとても喜んでくれました。「おばあちゃんにも見せたいね。」とおっしゃってくれました。
わたしが是非とも見てもらいたいと思った写真は、分かりやすいものではなかったのですが、それがとても好評で・・・不遜な言い方ですが・・・・やはりみなさんこうしたものをよいと感じてくれるのだなあと自信を持ちました。
来場されたミュージシャンたちからもおおむね好評で「私も撮ってほしい。「演奏と写真とコラボしましょう。」と言ってくれる方もいて可能性が広がりました。
私が以前鴨川で出会った若いダンサーさんも見に来てくれて、今度お互いに都合をつけて撮影をするお約束になりました。
8月23日からのグループ展に向けていくつかの構想があるのですが、新たにこの人で撮る写真というのもおおいに有力な候補になりうるなあと楽しみです。
そのためにはいろいろ学びながら創意を巡らさねばなりません。楽しみですね。
考えねばならないこともまたたくさんありましたから、次のステップに向けて、しっかり撮っていこうと思います。
- 2017/05/29(月) 00:00:29|
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楽器の輝きに負けない、若いお嬢さん。
服装から見るに吹奏楽団系の方でしょうか。
実際に吹いている画像を拝見したかったですね。
リードから音を出すと、表情や姿勢の変化が現れる筈。
その辺りも見せていただきたかったのですが、残念ですね。
- 2017/05/29(月) 14:32:16 |
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以前この方も含めたライブの写真をアップしたことがありますが、今回は事情により演奏なしです。
また機会を見つけて撮らせてもらおうと思っています。この人はクラシックもジャズもやります。今は若干ジャズにウェートが大きくなっているようですが。
私の意識としては、この時の撮影はジャズっぽくという事でした。が、とてもオシャレにもセンスのある人で、途中で何度か着替えました。
- 2017/05/29(月) 16:07:48 |
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