昨年のドイツ旅行で、何が一番楽しかったと言って、ミュンヘンでの「ストリート・フォト」の「実験」程楽しかったものはない。
勿論、ミュンヘンだけでなくドレスデンでもベルリンでも撮りはしましたが・・。
その楽しさが日本の空港に降り立った途端に一挙に萎んでしまったのは、予想はしていたとはいえ、軽い驚きでさえありました。
彼我でこれほど違うのかと。
それもあってしばらく写真を撮る気持ちがちぐはぐで高揚感もなく一か月弱の間撮れませんでした。
そのこともあって昨年はそれまでの年間平均200名であったものが撮らせていただく人の数が140弱となりました。

最近、フジのX100Fに関心があり、また例の逡巡を繰り返しているのです。
大きな一眼レフで撮る、そのことが私にとって全面的な意味を持たなくなってきたことを感じているからです。
(だからと言って意味がなくなってきたというのではなくて却ってある条件では確固としてものとなってきたという事でもあります。)

OVFで視野率74%程度のファインダー、フルサイズの撮像素子・・・、いくつかある私の条件を満たしていないので迷うわけですが。

キャンディッドでは、しかし、今私がメインにしているα900は大きいし、シャッター音が大げさすぎますから、撮るリズムが軽やかになりにくいのです。
フジX20で撮ると、いろいろ弱点や制約があっても俄然違った楽しさが出てくることは実感しています。
画家が筆を持ち替えるように、職人が道具を取り換えるように、カメラを使い分けるというぜいたくをしてみたくなるわけです。
下の写真は、左手の日本人女性の表情と右手のサングラスの大柄な女性の表情とがおもしろいでしょ?!

実はサングラスの女性の背後にもう一人の女性がいてその人の体かリュックが右手の日本女性にぶつかってしまったようなんです。
それで、「なにすんの」という表情なんですが、後ろの女性が盛んに「ソーリー、ソーリー」と詫びているという訳で、状況が飲み込めれば、

でも、前のサングラスの女性は状況が分からず依然として怖い顔をしていますが…。
モバイルフォーンで写真を撮る人も少なくありませんが、多くの皆さんけっこう気合の入ったカメラをお持ちです。
ただ一眼フルサイズじゃないと「素人だねぇ」「わかっているとは言えないねぇ」「写真を本気で撮っているっていうにはね・・・。」なんて雰囲気は感じません。
持っているカメラはバラエティーに富んでいます。
- 2017/04/24(月) 00:00:34|
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> ドイツに 行かれたのですか?
昨年夏に行ってきました。 ツアー旅行でしたが、楽しめました。
> カメラ Olympus もいいかも??
今日たまたま知り合いのところに行くと、彼が最近オリンパスのカメラを手に入れたといって見せてくれました。根強い人気があるようですね。
でも私の撮影傾向だと、ちょと特質が違うようです。
- 2017/04/25(火) 19:23:02 |
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- soujyu2 #-
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