実は、高瀬川辺りからここを通って岡崎方面に行こうという算段です。
ですからここ「花見小路」は「通り道」。
消去してしまったのですが、キャノンの色の出し方とフジの色の話題を書いていて、今日のこれを例として挙げていたのです。
それでちょっと唐突に・・・・花見小路。

RAWで撮っている方にはあまり意味のある話題ではないかもしれませんし、カメラによって「異なる」と言っても、相対的なものだという面もありますから、特に声高に話題にすることもないのですし、
私の手元のカメラも一般論を展開するにはあまりにサンプルが少なすぎますし。

黒のワンピースの色を見ると、フジらしさがよく感じられると思います。
そしてやはり、肌かなあ。

これはやはり少なくない人が歓迎する色じゃないかなと思います。
一枚目に見るように、背景からの際立たせ方も・・・。

ただ、そうだからと言ってそれがあるシーンを撮るうえでいつもベストかというと、あるいはベターかというと必ずしもそうではないところに、難しさがあるように思います。
私の感覚ではソニーの色などは比較的ニュートラルに感じられますし(だから淡白で面白くないともいえるし、わざとらしくなく現実に忠実で?いいとも言えます)、キャノンは肌を赤くしすぎて嫌だなあと感じます(でも日本人の期待する色彩感覚はこうなんだろうなあとも感じられることが少なくないです)。
フジで和風建築を撮ると何とも言えない艶のある風情が出ます。期待通りです。でもその期待に応える演出が過剰で鼻につくともいえます。

写真家の荒木経惟氏が撮影の際に異なった傾向を持つ複数のカメラを準備して並行して撮っていることには意味があるなあと最近思います。一番の高級機を持っていればそれでいいじゃないか、ハイスペックのカメラで撮ればそれが一番いい写真だということは・・・・多くの方が同意してくれると思いますが・・・・「ない」という事だろうと思います。
(荒木氏の場合、多分、カメラボディーのバリエーションが問題ではなくて、レンズやフィルののバリエーションを並行的に使いたいという事なんでしょう。今のデジタルカメラはボディーにその「フィルム(に相当するもの)」が付属していますから、話はややずれますね。)
今回この人を撮ってみてもそれはつくづくと感じられました。
この下の写真は、フジだからこそという感じがします。
こういう絵が撮れると言うことで、私はフジを面白いカメラだなあと強く思いますし、Xプロ2なりXT-2なりがほしいなあとずっと思っています。
今回、この人の協力で、また楽しい写真が撮れました。
それは又次にお見せしたいと思います。
私の自己満足世界がますます拡張していきます。
- 2017/02/23(木) 00:00:09|
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コメントありがとうございます。
「女優さん」ではありません・・・・が、この人のおかげでいい写真が撮れます。
この後もこの人のいい写真が出て来ますのでご期待ください。
- 2017/02/23(木) 20:57:14 |
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- soujyu2 #-
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