約束の時刻をほんの少し早くライブハウスに到着しました。
そこで「松峰さんの写真を撮りに来ました。」と告げますと、どうぞどこからでも・・・・、「カメラマンさんの多くははその辺りから撮ってますよ。」と教えていただきました。
お客さんが入っていればまあここが最良の場所だろうなあと思いました。そこに荷物を置かせていただいて・・・・。

マイクの位置と床が少し剥げて歌手の立ち位置だろうなあと想像させる位置が微妙にずれていました。
私はその少し剥げた場所で撮影の調整をしていますと、どうもちがうようで、「歌手はここらあたりに立ちます。」とマイクの前をさして教えていただきました。
松峰さんの前にライブをした方の立ち位置に、マイクも照明も設定されていて、どうやらそれをそのまま使うようです。

それにしても京都・東京を度々移動して公演をされているようで、なかなかのご活躍です。
ネット上で検索すると華やかなステージの様子が見られます。

人生や大人の恋の物語が切なく語られるのですが、それを客席の一人一人に向かって言葉一つ一つ手渡しで伝えるように歌われるので、こうした広くない会場ではより効果的だろうなと感じました。
まるで「あなたとのあの辛い別れ。それでも私は締め付けられた心を抱いたままあなたとの再会を待っているのよ(なんて言う詩が実際に歌われたわけではないのですが)」と目を見つめられて歌われては、男たちはコロッといってしまうんじゃないでしょうか。

そしてこうした朗読はエモーショナルな気持ちを、今度は心の奥深くに静かに沈めて定着させるような効果を生んでいます。
- 2016/12/25(日) 00:00:55|
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表情豊かに歌っておられる、
いいお顔です。
歌声が聞こえなくても、拍手を送りたくなります。
実は、
いまジャズピアノを聴きながらこれを書いていますが、
彼女の歌声が聞こえそうです。
でも、シャンソンなんですね。
ひさしぶりシャンソンも聞いてみようかな、
このジャズピアノの後に。
ありがとうございました。
- 2016/12/25(日) 01:07:59 |
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- SWEETHIRO #-
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コメントありがとうございます。
歌う方はやはり歌を演じますから表情が豊かですね。
先日ある画家のジャズメンの作品を見せていただきました。アーティストの曲を奏でる体全体の表情を顔から指先まで実に楽しく表現されていました。
絵だからこその表現で一緒にジャズを楽しんでいるような気持になります。そういう写真を撮りたいものです。
シャンソンも楽しまれましたか。
- 2016/12/25(日) 16:24:08 |
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- soujyu2 #-
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