陽が西に傾くと、この時期の鴨川は一段ときれいです。
水面に陽がさしてキラキラと輝きます。
そんな鴨川でサキソフォーンの練習をしている方がいました。

季節感、あるいは情景と人物。
そういうことを意識して歩いていましたので、この時に撮影をお願いして「背中から撮りますのでよろろしく・・・。」

同じような写真を上げていますので見ていただく方には退屈でしょうが、一応工夫の記録として挙げています。
前者はまだ暖かさの残る夕暮れ時の日差しを浴びて気持ちよさそうに吹く情景。顔の光り具合に重点を置いています。
後者は「天高く」気持ちよく晴れた秋の空を意識して。私としては、後者が3回目の個展の出品候補ですが、いかがでしょうか。

光の強さ、まぶしさを表現して。
レンズの汚れが気になりますか。

今度はそれを影の濃さで表現しようと・・・。

師匠の教えを思い出して回り込んでみましたが。

そして影の長さで日の傾きと時間帯とを表現・・・しているつもりなんですが。
いつも「つもり」で終わってしまいますね。
そして視点を変えれば。

皆さん、おはようございます、こんにちは、今晩は。
ある日のあるギャラリーでのレセプションに紛れ込んだとき。そのギャラリーのオーナーさんの横に座を占めて心地の良い会話の輪に加わっていると、こんなことを言われました。
「どうせ写真を撮って人に見てもらおうとしているんだから、何か節目を設定して自分を高揚させていくのがいいよ。」と。
その方の体験とそれに酒の勢いも加わっての好意的挑発でした。
「『1000人撮ったらパリで個展をする!』と宣言してしまうんだ。そうすればそれが・・・その通りではなくともそれに近いことが実現するよ。」というのです。・・・このことは以前にも書きました。
で、1000人までは遠そうだから中途の、例えば「『今度の個展の時に777人を達成する』なんてのはどうかな。」
「そうして会場で777人目になった人に特別にプレゼントするとか・・・・。」
「そうですね、写真を引き伸ばして贈るなんていいかも。」
なんてことをどさくさに紛れて言った様な言わなかったような。
この会話をしたときには、今年の撮影の機会の現れ方はそれまでと少し違った傾向がありましたので、ちょっと予想して「個展の時に777人は無理かな、少し遅れそうだ。」とひとりごとを言っていました。
それが、ブログ掲載ということですが、昨日777人目になりました。(ですから撮影をさせていただいた方は780人を超えているということになりますね。)
個展を盛り上げるきっかけを失いました(笑い)
男性約52%、女性約48%で、この比率は・・・ごく初期を除けば・・・なぜかこれまでおおむね大きな変化はありません。
この4%の差は何か意味があるんでしょうか。
1000人目にはパリで・・・というのは夢物語としても他府県では実現したいですね。私の郷里かな(笑い) それとも畏友の住む横浜か。 それも懐との相談ですが、件のギャラリーのオーナーさんの「挑発」は私のこれからの里程を思う時、貴重なアドバイスだと思うので、いろいろな人に支援していただいて実現したいなあと思っています。
その時までには「人を撮る」ということについてもう少し違った境地に到達できないかなあと淡い期待を抱いています。
今後ともよろしくお付き合いください。
- 2014/10/25(土) 00:02:14|
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無理やり逆光という感じの写真ですね。それで秋の夕暮れの雰囲気が出ないかと頑張ってみましたがいかがでしょうか。
まぶしいような夕日に向かってサックスを吹く。
Chiekoさんには撮影条件が皆分かってしまいますね。
- 2014/10/26(日) 17:39:00 |
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